デモンズソウル

2周クリア。
マゾいトロフィー以外は取っておこうと3周目もやっていたが、ある日を堺に急激にモチベが激減&バイロ6出ちゃったということで、終了。
ちなみに、キングスフィールドは1〜3をクリア済み。


操作性とか

セーブ&ロード。
ゲーム開始時や拠点からダンジョンに行く際に長めのロードが入るが、一度ダンジョンに入ってしまえばその後は拠点に戻るまでシームレスなので、快適。
総ロード時間が同じだとしたら、細かいロード多数よりも長いロード1回の方がいいやね。
セーブはコンシューマじゃ久しく見ていなかったオートセーブ形式。(個人的にはGBA版FE辺りが最後だった気がする)
若干タイムラグはあるようで、プロハンは死亡が確定した瞬間にロードして数秒前にバイツァ・ダストするのが基本みたいだが、バンピーにとってはまあオートセーブ。
「この武器鍛えたらどれぐらい強くなるんだろう」という確認すらままならないキビシー仕様。
オンラインゲームじゃないんだからさーと言いかけたけど、割とオンラインなゲームな気もするので、まあ、うん。


始点はTPS。
基本的に自分で視点変更していくことになるが、壁際等場所によってはある程度自動でカメラが動いたりもする。
そのせいで転落死することもあるんだけどねー(時前視点移動+自動視点移動≠想定視点移動到達点→奈落に向かって一直線)
まあ、自動補正は緩やかなものなので、気をつけていればそんな気にすることはないかと。
それで落ちたのは1回だけだったし、そもそも飲酒運転だったので多少の事故は仕方がない。
最白アイテムを取りに行っている最中に転落死→濁って最白アイテムを取れなくなっちゃったのが、モチベ急速ダウンの原因なんだけどな!


竜虎2程ではないが、驚くほど先行入力が効く。
少なく見積もっても1秒は受け付けているので、「出会い頭に敵と出会って思わずバクステボタン連打→1回でいいのに2回3回ごろんごろん→穴に真っ逆さま!」というのは基本。
まあ、そこは目押ししない自分が悪いということで。
「オンライン要素あるし、多少の遅延を誤魔化すために受付長いんじゃね」と聞いてなるほどなーと思いました。


電源投入直後のロゴの嵐がうざい。
ミドルウェアを使ってる関係上なんか決まりがあるのかもしれないが、それにしても長い。
あまつさえ途中でボタン入力を要求してくるという面倒くささ。
電源入れた後にボタン連打してるといつの間にかストーリーモードが開始しちゃってるぐらいサクサクしているカルドを見習えってんだ。




ゲームシステムとか

「拠点→ステージ選択→道中→ボス→拠点→……」というのが大きな流れ。
全てのステージをクリアすると最終ステージが現れ、そこをクリアするとエンディングとなる。
まあ一部のマリオとかロックマンとかそこら辺で見慣れている構成。。
拠点ではアイテムを買ったり武器を強化したり魔法を覚えたりレベルを上げたり。
拠点の品揃えが良くないが故に、よく鉱山1辺りに出かけるのはご愛嬌。
道中は道中。
ショートカットがあるステージは、ショートカット作成後に拠点に戻って一息付けることができるが、ショートカットがあるステージはそんな多くはない。
多くはないが、明確なショートカットがないステージも、中ボス的な敵(黒ファントムとか尖兵とか)は一度倒すと復活しないので、2回目以降楽になるという点ではある意味ショートカットか。
まあ、死んでもそれほどペナルティが無いゲームであはるので、ショートカットを作ってもなるようにならあねとそのまま突っ込むことも多いけどね。
ボスは割と個性豊か。
ボスによって強さの差が激しく、半ばイベント戦闘と化しているボス(鉱山3とか腐れ谷3とか祭祀場3とか)もいたりするので、どうしても勝てないボスがいたら別ステージを選択するのも有り。
そうしてれば楽だったなあ……


武器種毎にモーションが違い、その武器種も多い。
斬刺打というキングスフィールドの時代からお馴染みの物理3属性に加え、派生によっては魔法属性や火属性が付加されることもある。
敵(骨は刺に強いが打に弱い等)や地形(狭い通路だと斬武器は壁に当たって弾かれるので刺武器にしよう等)や状況(雑魚が密集してるから薙ぎ払える竿にしよう等)によって使い分けるのが理想だが、「この周は短剣、次の周は竿で縛っていくぜ」みたいな遊び方をすることもできる。
主に鉱石を使って強化していくとができ、また派生することで違った特性を付与することができる。(「武器毎」ではなく「武器種毎」で決まっている)
強化&派生といってもモンハンほど重要&多彩ではなく、1周目は強化をせずとも拾った武器だけで十分クリアが可能なので、エッセンスの一つという程度。
開発者曰く「ロングソードでもクリアできるゲームにしたかった」そうなので、まあそういうことなんでしょう。
個人的には槍を愛用。
長いリーチとガ突きが魅力。
極端に耐性が高い敵もいなかった気がする。
ガ突きはガードしながら突けるという魅力も大きいが、死亡原因のトップが「転落死」といっても過言ではないこのゲームにおいて、「一歩も動かず攻撃することができる」のが個人的に最大の魅力でした。
剣とかモンハンの片手剣並に前進しながら攻撃するので、橋の上とか断崖絶壁とかで使ったらそれこそ0針で池ぽちゃですよ。
腐れ谷1とか槍以外で行く気にならないや。


全体的に難易度が高い。
が、思っていた程ではなかった。
初めてやったフロムのゲームということもあったが、キングス2の方が難しかった気がするなー。
あとはシャドウタワーも。
……どのゲームも転落死比率が高い気がする。
それもフロムの伝統か。
それらよりアクション性が高い(気がする)し、回避が回避性能+3&回避距離がついてるかと思えるぐらい高性能なので、慣れればひょいひょいいえあできるのも、それほど難しいと感じなかった原因かもしれない。
散々「難しい難しい」と聞いていたので、必要以上に構えてしまっていた部分もあったのかもしれないけれど。


徒然

城1。
チュートリアルを除けば、一番最初のステージ。
何故か「デモンズはパリィゲーだ」という誤った印象があり、ジャンプ切りで突っ込んでくる奴隷兵士をいちいちパリィ→致命アタックで倒してたなあ。
城壁?部分にいる縦持ち槍兵が恐ろしくて、いちいち弓で倒してたっけ。
青目は大振りだからパリィで楽勝だったけど、槍は、うん、槍は怖かった。
岩転がしゾーン。
最初は岩に気づかずに「そのまま前進→弓兵うおお→流れ弾が岩に当たる→留め具が外れて背後から転がってる→ウボヴァー」で、何が何だか分からないまま死亡。
2回目に来た時、じっくりと幻影の動きを確認していたら何やら岩に殴りかかっていたので、どれどれと殴ってみたら近すぎたようで岩の下敷きに。
飛竜ゾーン。
「走りぬけろ」という血文字に従って走ってみたが、見事に雑魚に引っかかりまくり突っつきまくられて死亡。
仕方なく弓で1匹ずつおびき寄せて倒すことでなんとか。
うん、あれだ、紋章の謎をやっている気分になったね。
ファランクスは血文字に従って松脂塗りたくって殴ってみたらあっさり死んでくれたので特に印象無し。


城2。
飛竜に焼かれ、犬に噛み殺され、何とか飛竜から逃げ切ったと思ったら青目×2に殺され。
それでも何とかボスに到達。
ボス登場ムービーの「弓兵×α+巨大な剣士」で絶望を味わい、とりあえず階段に向かって走ってみたら思いっきりぶった切られて死亡。
次は1回攻撃をしのいでから走ることで何とか階段に辿りつくことができ、弓兵を片付けてからほっと一息。
弓で数発射抜いてみたものの雀の涙程のダメージしか与えられなかったので、仕方なく近接で挑むことに。
最初のうちは全く攻略法が見いだせなかったものの、そのうち足がしゅわしゅわいい出したことで「足を殴って転ばせて頭を殴るゲームだ」ということに気づき、何とか撃破。


鉱山1。
バトルアクスの攻撃が恐ろしい程通らなかったので、槍に装備変更。
公司に焼かれ、不意打ちつるはしを食らい、火トカゲにたかられながらも、何とかボスに到達。
やはり最初は勝てる気が全くせず、3WAYブレスをガード→じわじわ削られる→隙間で回復する→食らう→3WAYブレスを……のループであーもーうがー。
何とか「ある程度近づくとブレスではなく足の攻撃をしてくる」ことに気づくも、今度は足攻撃のタイミングが食らわずに回復アイテムがマッハ。
かろうじて足を見切れるようになってきたら、今度は火炎放射で丸焼けですよ。
何この段階を踏んで絶望を与えてくれる蜘蛛。
まあ、「ここは安全だ」という血文字のおかげで火炎放射は下がることでかわせるのが分かったので、「3WAYと蜘蛛糸を避けながら接近→足を避けながら攻撃→溜め始めたら逃げる」の繰り返しで。
最後の方はもう慣れたものであり、ネタが割れまくっていた2周目はもはやただの雑魚でした。


鉱山2。
一番苦労した場所。
ながーい道中(右手側から行けば早いということに気づいてなかった)に加え、最後に待っているのは最強デーモンとの呼び名もあるらしい炎に潜むものちゃん。
「ソウルを稼ぎながらボスまで行く→回復アイテムが枯渇した上で死ぬ→公司と拠点を往復して満月草を溜める→レベルをあげる→ソウルを稼ぎながらボスまで行く→ソウル回収→死ぬ→……」のループを何度繰り返しただろうか。
「この悠久の螺旋から助けだしてくれるのは、誰?」というキャッチコピーが思い浮かんだが、その後に思い浮かんだ人物が病弱な富竹だったという絶望。
無限ループって怖くね。
2桁にも及んだかもしれないぐらいループを繰り返した頃には、ゲーム内経験値もリアル経験値も満月草の個数も相当溜まっていたので、まあ、うん、撃破。


鉱山2を超えた後は楽なもので。
腐れ谷1は、転落死こそ多かったものの、ボス自体はただの雑魚だったので、それほど苦労することなくクリア。
腐れ谷2は、最初の巨人ポイントを抜けるのに苦労したが、その後は道中もボスも大したことなかったので普通にクリア。
腐れ谷3は、ノーダメージで騎士さんを突き殺した上で、アストライアちゃんだかも突き殺して1発クリア。
話しかけると自害してくれるというのは、1周目クリア後にタイムアタック動画を見てから知ったのでした。


祭祀場1は、それまでも経験値稼ぎにちょくちょく来ており、ローリング骸骨のあしらい方は知っていたので、道中もボスも問題なくクリア。
祭祀場2は、影人の薙ぎ払いビームに薙ぎ払われて1回死んだが、暗銀の盾はもう持っていたので、2回目は問題なく突破。
ボスは満月草食いながら突いてたら死んだ。
祭祀場3は、最初は「えっ、弓で倒さなきゃダメなの、なにこれこわい」状態だったが、血文字のおかげでブレード光波を出せることを知った後は、ただの鴨狩りに成り果てました。
城3は、もう満月草がカンストしていたので、がぶ飲みしながらあまり苦労することなく。
ボスは満月草食いながら突いてたら死んだ。
鉱山3はイベント戦闘だった。
塔1〜3はもはや来るのが遅すぎた感じで、ただの観光ツアーでしかありませんでした。
マンイーターさんに2回ぐらいリングアウトさせられたものの、まあ、そんな苦労することもなく。
城4は、最初の黒ファントム3人組に苦労させられ(特にアーマーナイト)、赤目の攻撃力に驚き、久しぶりに飛竜に焼かれてこんがりもしたが、そこはもう満月草連打で。
ボスは満月草食いながら突いてたら死んだ。




今思い返してみると、鉱山2でゴリっとレベルと満月草を稼ぎ過ぎたせいで、その後が割かし作業プレイになっちゃってた気がする。
鉱山2を後回しにして、先に「腐れ谷1〜3→祭祀場1〜3→塔1」辺りを回っておけば、レベル上げに時間を取られることなくいい感じに苦労しながらもサクサク進められたのかもしれん。




音楽とか

基本無音。
オープニングと拠点とボス戦とエンディングぐらいしかBGM無い?
ライデルさんの絶叫もある意味塔1のBGMか……?




グラフィックとか

キングスフィールドと比べてとても綺麗になったなあと思いました。
非常に詳細にキャラメイクをすることができるけれど、自キャラの顔をじっくりと見る機会がほとんどないので、あまり意味を感じませんでした。
個人的には、モンハンぐらいのキャラメイクがあれば十分かなー。
あ、若本ボイスもお願いします。
1000円ぐらいまでなら追加で出しちゃうよ!




総評

上の中。
思う存分楽しめました。
夢に見るほど入れ込んだゲームは久しぶりだったかもしれん。