最近は読み物モチベが高い

ここ数ヶ月でプレイし終えたゲームを列挙してみる。


聖なるかな
なんだかんだで6周してしまい、表示されているプレイ時間だけでも160時間超に。
ゲームバランスとしては割と壊れてるところがあったけれど、そこも含めて個人的にはよかった。
終始丁寧にバランスが取れているよりも、「最初のうちは厳密にバランス調整頑張っていたけれども、後半はなんかもう崩壊しちゃいましたあははー」的な方が好き。
緩急あった方がいいじゃん。
ね。
まあ、物語としてはアレだったね。
あえて言おう、btgsであると。


リトルバスターズ
各キャラの個別エンドは微妙のキワミ。
世界観が世界観とはいえ、終盤の展開が突拍子なさ過ぎる気がする。
シナリオライターが複数いることの弊害ですかに。
その反面、各所で言われているように、麻枝が担当している鈴〜Refrainは流石というしか。
個別エンドで感じた不平不満を全てなかったことにできるぐらいかと。
Refrainがなかったら、日常会話で筋肉と姉御と緑川を楽しむだけのゲームに成り下がっていたであろう。
で、次回作から麻枝がシナリオから抜けるんだっけ。
リトバスを見る限り、麻枝がいなくなったらもう鍵ゲーをやる必要性はなくなる気がする。
どうなることやら。


僕と、僕らの夏 -完全版-」。
あと数ヶ月でダムに沈む村でにゃんにゃん。
少し「お」と思わせる部分はあったけれど、概ね平凡なゲームでした。
「完全版」の名が示すとおり「PCオリジナル版」「DC版」「PC&DCマージ版」の3種類がセットで入っているのだけれども、CGや回想は同じイベントであったとしても全バージョンクリアしないと埋まらないという罠が仕掛けられておりました。
そんなわけで、ルート分岐がいまいち分かりにくい上に見てないエンディングの残数が分からず、そんでもって完全な攻略サイトがないこともあり、ある程度満足したらコンプを待たずにしてインストール。
有夏がもっと邪悪ヒロインに徹してくれればなあ。


マブラヴ ALTERED FABLE
ファンディスクとはいえ、もうちょいちゃんとした物語を用意した方がよかったのでは。
何を伝えたいのか、何を楽しんでいいのかがサッパリ分からなかった。
24ネタがベースらしいけど、んー。
いつも通りageの悪ノリが過ぎちゃった感がひしひしと。
カスミメインの話でいいじゃん。
もっと、こう、オルタネイティヴと絡めて、どろどろと。
「マッハ!」ネタはどうでもいいからさ。
若本の「ナイフアタックであ〜る」が唯一よかった点。
他は忘れた。


ゆきうた
バッドエンドに定評のある学園物。
絵は智代アフターの人。
奇跡を叶える樹があるけれど、その代償に何かをうんちゃらら。
グッドエンドがちゃんとハッピーで終わるキャラもいれば、グッドもバッドも酷さはあまり変わらねーじゃんなキャラも。
雪那と由紀のグッドエンドとバッドエンドの対比は上手いと思った。
かたや××、かたや○○。
主人公がいい意味で変な性格をしているので好感が持てるけれども、シナリオによって性格がかなり変わっているような気がする。
シナリオ担当が2人いるっぽいのが原因なんだろうか。
ふぬぅ。
妹の菜乃のアホの子っぷりは半端じゃなかった。
しんみりとするシーンの直後の日常のシーンで「うわああ死ぬんじゃないコリンズ軍曹」「俺のケツを舐めろこの豚野郎」とか言われても。
んでも、この兄弟は稀にみるいい兄弟だったと思う。
全体的に見ると、佳作ぐらいですかに。
もうちょい踏み込んだ描写をして欲しかった。
なんか半端な感は否めない。