WHITE CLARITY

第二回紅白のMADに惹かれてプレイしたこのゲーム。
プレイ終了してから日が立ったから細かいところは忘れちゃった。
昔の日記を読み返せば思い出せるだろうけど、穢れ無き今の気持ちを表現するということで。

システム

概ね問題なかったような気がする。
既読率を常に表示できるのは、プレイする意欲を喚起させてよい。
難易度が高いのでセーブ&ロードを多様することになるのだが、そのような作りの割にはセーブデータ数が少なかったような。
3ページあったから……45ぐらい?
ケムコアドベンチャーシリーズの3つに比べればスポポビッチとプイプイの戦闘力の差ぐらいあるが、比較対照がどちらもアレなので比べること自体間違い。
というか、難易度高い必要あったんだろうかこのゲーム。
いまいち必要性を感じさせん。
素直に話に没頭させればよかったのに。
とはいえ、その話もなんというかごにょごにょ。


シナリオ

アルビノが悪魔の使いだの何だのと忌諱されている世界で、主人公達がリノとコミュニケーションを取っているうちに「それは単なる言いがかりでアルビノも何も変わらない普通の人間なんだよ」的なことを理解していく話だと思っていたら、この世界だとアルビノは本当に特殊な存在でした、というある意味予想を裏切られた感じ。
話が終盤になると、唐突に死なされたり消滅させられたり「持って今夜でしょう」と死の宣告を食らったりと、都合よく殺されるヒロインに合掌。
唯一生存するトゥルーエンド?でも、その理由がなんかよく分からない奇跡という駄目っぷり。
なんだ、この気持ち。
以前にも感じたことがあるような。
銀色か。
銀色なんだな。
銀色は終章がなければ(終章の唐突な奇跡がなければ)個人的にかなり評価アップしたのに。
ぬ、脱線した。
回収しきれていない伏線があったり、展開がご都合主義で唐突だったりと、ストーリー全体でみるとイマイチどころの騒ぎじゃないが、切り取って日常の1シーンに目を向けると心の触れ合いでほんわかできるので、それだけが救い。


グラフィック

綺麗。
としか。
元々絵に惹かれてプレイしたんだし。
うん。
癒される。


音楽

記憶なし。


総評

改めて、あのMADはすこぶるよかったなぁと。
MADが良すぎただけに本命の方に肩透かしを食らった、という感もあるが、それはそれ、これはこれ。
なんだかんだでそれなりに楽しめたから、中の中ぐらいかねぇ。