つよきす

世間での評判が高いから前々から気になっていたし、モトムたんがやっていたような記憶があったのでプレイしてみた。


システム

なんか、どう設定をいじっても、パッチを当ててもOPムービー&EDムービーが再生できませんたいちょー。
音だけ流れて絵が出ません。
ぬぅ、この俺に限って、コーデックが足りないということはないと思うんだけどなぁ。
余計なのを色々入れすぎて干渉しておかしくなっている、というのなら分かるが。
OPは探せばあっちこっちにあるから見れるけど、EDはそうはいかないし。
ちい。
aviファイルで転がっているなら形式を調べてコーデックをぶち込めば解決できるものの、転がってないから分からんし。
そもそも、配布されているOP単体は普通に再生できるから、コーデック云々ではなくゲームの方に問題があるのだろうか。
まあいいや。
その他システム回りに関しては、セーブ&ロード画面に行くのに2クリック要する点が少々気になったが、選択肢が少ないのでそれほど煩わしく感じることはなかった。
あと、メッセージスキップがおっそい。
分岐がはっきりと分かりやすいから、それほど既読文書を追う必要がないとはいえ、遅いものは遅い。
んでもって、ゲームを終了する時にいちいち演出が入るの、嫌いなんだよね。
若本の声だったら「はぅ、お持ち帰り」という気分になるが、とにかく落ちる時はコキャっと落ちんかい。
終ノ空は、そこら辺あらゆる意味で軽かったぞ。
Alt+F4を押したか押さないかの瞬間にデスクトップが見えていたゲームって、終ノ空以外知らないや。
当時パソコンの調子がすこぶるよかっただけかもしれないけど。


シナリオ

こういうのを萌えゲーというのだろうか。
多分、そうなんだろうな。
個人的には、幼馴染エンド(いわゆる雅史エンド)が一番よかったのだが、どうなんだろうか。
あの雰囲気和むわー。
燃え展開もそれはそれで。
ドッヂボールは熱かったな。
それはさておき、純粋に掛け合いが面白かった。
フカヒレいいキャラしてるなぁ。
久しぶりのベジータ様との邂逅(忌まわしきスピたん以来)がこんな愛すべきへたれキャラとは。
1箇所だけ、ベジータネタなかったっけ。
「くそったれ」とかそんな感じのよくありそうな台詞だったけど、句読点の位置や「……」「!」の数がまんまだったようなき置くがほんのりと。
まあ、ベジータ声で「くそったれ」と言われれば、そうとしか思えないのはもはや刷り込みに近いか。
折角セルもいるんだし、本格的にドラゴンボールネタをやって欲しかった。
で、そのセルこと若本。
まさか館長とオウムの二役とはね。
普段台詞なんて全部聞き終える前にぽんぽん飛ばすのだが、若本の時だけじっくり拝聴してしまう俺ガイル。
いつから俺はこんな若本萌えになったんだ。
分からん。
でも、若本本人はあまりギャグ役を演ることをよく思っていないんじゃなかったっけ。
wikiに書いてあったような。
ああ違う、ギャグキャラクター「ばかり」演るのが、か。
確かに、ギャグ役も捨てがたいが、悪役もまた捨てがたい。
ま、若本ならどっちでもいいや。


なんか微妙にこう合わないんだよなぁ、この絵。
別に嫌いではないし、プレイしている間に多少慣れたとはいえ、でもどうもこうしっくり来ない。
幼馴染グループは違和感ないんだが、それ以外のキャラの絵が馴染めない。
なんでだろう。
うーん。
この人が担当した作品は他にプレイしたことはないけど、ちらっと見た感じ、昔の方が好みだったような。
ラ狩ゲフンゲフンとかその辺りの。


音楽

若本とKOTOKO。
それだけで満足。
この2人でユニゾンして歌わないかしら。
無理か。
関係ないけど、アニメ版の土永さんは若本じゃないという噂をちらっと耳にしたことがあるような。
嘆かわしい、実に嘆かわしい。


総評

世間とモトムたんの評判の理由がわかりました。
これはいい作品ですね。
上の下とか中とかそこら辺。