七夜の下小

発生5Fで上段なのはもう今更のことなので目を瞑るとして、終わり際3Fがチェーン不可(一応ヒット時のみ必殺技でキャンセル可能だが……)というのはやはりどうかと。
単発で見た場合、下小を当てると1F不利。
下小の発生が5Fだということを考慮すると、2F不利といっても差し支えない。
相手の暴れを誘って潰そうにもキャンセルしなければ逆に潰されてしまうのに、ディレイをかけて刻もうにも終わり際はチェーンが効かないというこの素晴らしさ。
下小の全体動作は17Fで、チェーンがかかるのは14Fまで。
下小を当てた時の相手の硬直は11F(+ガードしかできないフレームが1F)だから、相手の暴れを誘って潰すには、

  • 下小の13F目(相手の最速暴れを潰せる)
  • 下小の14F目(相手の最速暴れと最速ー1F暴れを潰せる)

上記2Fしかタイミングがない。
それ以外だと、連続ガードになってしまうか、逆に相手の暴れに潰されるだけ。
いつでもチェーンがかかり、かつ下段の下小を持つ妹が実に羨ましい。
そして、騙し騙し投げることができても、リバースが溜まっていて相手が暴れていると(=レデュースが成功すると)、400行かないことすらあるという悲劇。
投げる方向を選ぶことができず、満足に起き攻めする時間すら与えてくれない。
上段の下小、発生前に相殺判定がある立中、立大、下大。
うん、実にいいバンカーの的だ。


故に、崩しに意味はなく。
その立ち回りは、きっとJAで出来ていた。


名台詞だなぁ。
やはり、下中→立大で2ドットほど削ったら、後はひたすら逃げ回ってタイムオーバーを狙うのが、七夜というキャラの真髄なのか。
今の時代のトレンディは、待ち軍人などではなく待ち殺人貴。
そして、待ちはしゃがみガードではなくJA。
これ。