ドミニオン これまで使ったことのある陰謀のカード雑感

まだまだ使用経験が浅いのでファーストインプレッション程度。
日本語版の再販まだー?
収穫祭発売後も再販の兆しがなかったら、英語版をポチるしかないか。


大広間。
たかが1点、されど1点。
序盤で買うカードではないが、持っていて腐るカードでもないので、「もう銀貨いらね」となった中盤以降の3金余り時はもちろん、工房や大学などがある時は序盤から積極的に拾い集めるとグッド。
複合カードなので、鉄工所や編成等と相性がいい。
好きなカード、というか、嫌いな人はまずいないカードだよねー。


仮面舞踏会。
2ドロー+1枚圧縮。
1枚程度ならどんなデッキでもまず腐らないし、村系がある時はガンガン回すことで圧縮しつつ大量にドローすることも可能。
+2ドローがあるので、圧縮が完了した以降も腐ることはない。
3コスの圧縮カードの中ではかなりのスグレモノなんじゃないだろうか。


共謀者。
条件付きではあるが、+BUYのない大市場のような感じで使えるカード。
コンボが繋がるような場では強い。
+2金でアクション継続のカードって、かなり稀有だよね。
泥棒場や海賊船場で、村系がある時は、迷わず共謀者でいえあ。


鉱山の村。
びっみょんな村。
破棄時の+2金はおいしくはあるが、使いどころが難しい。
破棄しない時は1金高いただの村。
どうせ同じ4金の村なら、労働者の村の方が好きだなあ。
ただ、他のアクションと組み合わせるのが前提のただの村とは違い、「村→村→村→村→1金しか出ませんでしたー」てなことにはならないので、他に組み合わせるいいアクションカードがない場合でも、買い集めるのは割とありかもしれない。
繁栄場の中盤以降は銅貨だけでなく銀貨も微妙にお荷物になることがあるが、この村はかさばることのない銀貨としても使うことができる。
あら、そう考えれば強い気がしてきた。
「村として運用するか」「1回こっきりの銀貨として運用するか」を、サプライに応じて使い分ければいいのかな。
ふむん。


詐欺師。
3コスで、2金発生し、他人の銅貨を呪いに変えることのできるカード。
弱いわけがない。
手が遅れてしまった時も、5コスや6コス帯にしょぼいカードがある時は、詐欺師連発で挽回できることもある……かもしれない。
買い過ぎると腐るだろうが、1枚ぐらい持っておいて損はない。


執事。
まあ、うん、特に語ることもない、便利なカードなんじゃないかな。
中盤以降も腐らない圧縮カードってだけで、弱いわけがないよね。


男爵。
個人的には微妙。
配牌の屋敷を全部廃棄できたとしても、こいつは手元に残るので、こいつ自身では結局2枚しか圧縮できない。
屋敷ゲット効果は使いたくもないや。
銅貨の改築先が屋敷ぐらいしかない場では、ワンチャン買うこともあるかもしれない、という程度かなあ。
あとは庭園ぐらいですかに。


偵察員。
地味な効果だし、まだ使った回数は2桁に満たないと思うけれど、なんか好きなカード。
次ターンの手札が間違いなく良くなる、というのは素晴らしいね。
中盤以降、緑のカードが増え始めた辺りで1〜2枚ぐらいあると心強い。
地下貯蔵庫や保管庫と組み合わせてもグッド。
でも、うん、3コスでいいんじゃね、このカード。


手先。
2コスの中では群を抜いて好きなカード。
腐ることがないのはもちろん、色々な局面で使えるってのはいいよねー。


鉄工所。
ちょっとすごい工房。
付属効果はあるけれど、でも買い時も使う時も工房と一緒。
買っとけカードがある時は、とりあえず1枚ぐらい持っておいていいんじゃないかしら。
大広間や島といった複合カードがある時は人気が跳ね上がる。
他の面子に遅れることなく、真っ先に狙いたい。


銅細工師。
わたし、銅貨を利用する系のカードは好きになれないの……
なんてしょっぱなから否定せずに、考えて見ることにする。
とはいっても、これまで1回も買ったことがないので、はてさてふふーん?
……ふむ。
会計所のように専用のデッキを組まないと働かないカードかと思ったら、なかなかどうして。
3−4スタートで銀貨&銅細工師を買った場合、6金に届く可能性は「273/792≒34%」。
銀貨&銀貨だった場合は「168/792≒21%」なので、金貨を買える可能性は当社比161%もあるというわけだ。
銅貨を圧縮する手段がない、或いはしょぼい場においては、下手に圧縮しようとせず、いっそ細工してみるのもありかもしれない。
ちなみに、銀貨&銅細工師で8金に届く確率は「70/792≒9%」。
3ターン目で属州買っても基本困るだけだとは思うが、探検家や馬上槍試合など、属州があることで真価を発揮するカードがある場合は、そりゃあもうマッハですよマッハ。
うん、そこそこ行けるカードのような気がしてきた。
場合によっては購入を視野に入れてみよう。


中庭。
+アクションはないが、+3ドローでアクションカードを1枚引いてしまっても、1枚までなら次に回すことができるいいカード。
2コスにしてはなかなか。


願いの井戸。
アクション継続なので、中盤以降の「今更銀貨を買っても」という時には視野に入るかもしれないが、うーん。
そういや買ったこともなかったなあ。
幽霊船がいる時や、薬師や航海士と組み合わせればいいのかもしれない。


橋。
アクションを消費してしまう石切場かーと思っていたが、そんなことはありませんでした。
これだけで実質2金出ているようなもので、追加の橋や+BUYと組み合わせると更に倍率ドン。
でも、「労働者の村と橋を組み合わせれば属州12枚買いできるんじゃねーの!?」は夢過ぎました。
どんだけ周りが大人しいことを想定しているんだ、その場は。
+BUYを利用したいだけであれば1、2枚買って単品で運用すればいいと思うが、コスト−1の効果を最大限発揮させたい場合は、それ用のコンボを組む必要があると思われる。


秘密の部屋。
星の巡りが悪いのか、何回か買ってはいるものの、リアクションとして使った経験は無し。
アクションとしては劣化保管庫なので、うーん。
詐欺師や香具師がある時は防衛用にあった方が心強いと思うし、役人や密偵などの空気アタックに対しても、次ターン以外で手札調整できるのは魅力。
言い換えれば、アタックが無い場なら、わざわざ買うほどのものでは……2金余った時に1枚買う程度かしら。


貧民街。
不安定な村。
通常は、不安定な+2ドローは特に期待せず、+2アクション要員としてだけ期待していた方がいいと思われる。
地下貯蔵庫や弟子など、アクション継続しつつ手札の枚数を減らすことができるカードと組み合わせると、+2ドローも狙いやすくなってグッド。
それ以外は普通の村があればそっち買ってればいいんじゃないかなー。