今週のカルド2EX

高橋がおやすみだったので3人対戦のみ。
1戦目は手裏剣。

ぶっく「sept」
 かめ4、どらぞ4、こんふ4、ますも4、ぱいろ4……20
 ぐす4、すから4……8
 たんう2、ぷれん2、あんちま3、くいく4、あしど3、ぷちゃ2、さぷれ4、りべれ2……22

7文字縛りのブック。
以前のsiebenの改良版。
名前もドイツ語からフランス語に変わっただけ。
以前は色々と中途半端なブックだったので、今回は色々と特化することに。
クリーチャーは全員グース要員。
レベル1戦やプチャー後の侵略のため、パイロやマスターモンク等で若干の攻撃力は持たせてはいるが、まあグースグース。
ゾンビやアルマジロといった「グース要員にしからない」クリーチャーって、どうも好きになれないのよね。
多少割高でも、「一応拠点」「一応侵略」できる程度の、汎用性があった方がいいや。
入れられる地変は火のみで、ランプロも入れられないため、拠点は容易に地変撃ち込みで脆弱になってしまう。
よって、防衛アイテムはスカラベに頼り、クリーチャーも全色揃えていざという時に交換できるように対応する。


高レベル対策は、アシッドレイン連発やプチャー撃ち込みからの素殴りに期待する。
上手く通らなくても、それらのスペルをちらつかせるだけで投資を躊躇わせる効果があるだろうから、その隙に「グースで魔力ブースト→拠点作成→クイサン」を狙い、速攻勝利を狙う。
少なくとも、ウィロウはアシッドレイン、ケルピーはプチャーでいえあなので、足止めブックと当たって侵略力不足からどうしようもなくなる、ということは無いはず。
同じタイプのクイサン型スタンド使いと当たったら気合いでねじ伏せる。
クイサンを通りやすい環境を作るため、4積みのサプレで適宜面倒なスペルは消して行く。
できるだけアンチマを貼って安全を確保しておきたいところだが、いつ破られてメズマやサプレを食らうかわかったもんじゃないので、クイサンはできるだけ手札に腐らせないように心がける。
リベレーションはアンチマとの相性が悪いが、「クイサン→リベレーションで投資→いえあ」等を狙うため、とりあえず積んでみた。


ということで試合開始。
かなり早期にクイサンをドロー。
4積みだから仕方がない。
序盤に痛い出費ではあったが、サプレを食らうことだけは避けねばならないので、涙を飲んで適当に消化。
今思えば、生贄で気軽に処理できるように、気休め程度ではあるがゴブリンズレア辺りを1枚ぐらい挿しておけばよかったかもしれん。
1周した時点で、火にパイロ2、地にコーンとドラゴンゾンビの配置が完了。
火を拠点化していこうと心の中で決定。


2週目の辺りで、1回グースに成功。
とりあえず両方のパイロをレベル3に。
クイサンで100点を狙うのであれば「一点特化でレベル4作成→クイサンいえー」なのだろうが、そんな上手く行くわけないので、リスク分散。
地変撃ち込みの驚異は消えないしね。
紳士の色はよくわからなかったが、ぱんぱんは地だったので、地変撃ち込み耐性のありそうな地のドラゴンゾンビにも投資。
クイサンの邪魔になるXとマスファンはサプレ済み。


3週目辺りで紳士のレベル4ミルメコが登場。
手元にプチャーがあり、ぱんぱんの手元にマスグロースがあるという状況。
ぱんぱんにとってもミルメコは驚異なので、そうそうマスグロースは撃たないだろうが、いつ手のひらを返すかも分からない。
それに、ぱんだギアが横付けされていたので、すぐにプチャーを撃ってもこちらには旨みが無い。
お互い静かな火花をチラつかせながら、経過すること数ターン。
ぱんぱんが拠点化する気満々でグリマルキンを配置し、「プチャーを撃たないとマスグロース→投資しちゃうぜ?」と無言のプレッシャーをかけてきたので、口ハウントならぬプレイングハウントにより仕方なくプチャー発射。
そして元紳士ミルメコはぱんだギアの手に渡ることに。
元ぱんだグリマルは「プチャー耐性のあるストーンウォールに交換→投資」で拠点化するも、次々とドローしたアシッドレインにより溶解。
が、隣のきむドラゴンゾンビもレベル4にしており、移動したとしてもレベル4→レベル4になるだけで意味無し。
そうそう直踏みできるわけもなく、手をこまねいている間にぱんだドリアードが飛んできて残念無念。
ぱんだにレベル4パイロをクイサンで踏ませることに成功するも、「バジリスク侵略→一応スカラベ→即死は発動しない→反撃でバジは死なない」てな感じで、いまいち旨みがなかった。
スカラベを使うと反撃で倒せないという点を見落としていたプレイングミスではあったが、結果としてはプラマイゼロぐらいではあったので、まあ。
アシッドレイン×2で防御型があらかた溶け、ぱんだがバジを召喚できない時期はあったが、そんな状況でウエルカムするわけもなく、すぐにまたバジを呼べる環境に。


終盤。
クイサンが綺麗に決まる機会はなかったものの、内心サプレに怯えつつも「おらおらーびちぐそだぞー」とクイサンを手元にちらつかせることで周回を遅延させることには成功しており、割と抜きでた形で1位を維持したまま残り10ラウンド切り。
ぱんだチャリオットコロッサスの猛攻により、ドラゴンゾンビが幾度と無く危機を迎えたものの、ターンウォールで時間稼ぎをしながらグースで小銭を稼ぎ、ラスト2、3ラウンドぐらいでゴールに滑り込んで目標達成。
最後の最後で4連鎖レベル5パイロにワイルドグロースを撃ち込まれたものの、地は地で2連鎖ではあったので「(1+1+7+15)*100*2.0+(1+15)*100*1.5=7200」が「(1+1+7)*100*1.8+(1+15+15)*100*1.8=7200」になっただけで総魔力に変化なし。
うん、プレイ中は数十円総魔力が下がった気がしていたけれど、計算してみたら全く同じだった。
ついでに、プレイ中に口走った計算式が間違っていたけれど、「大して変わらない」という答えは合っていたので、まあよしとしよう。
というわけで、同じ縛りのブックでのリベンジに成功っつぁん。
綺麗に決まることはなかったけれど、やはりクイサン様々でしたなー。




2戦目は錬金術の館1。

ぶっく「1600」
 ぼじゃの4、にんじゃ4、みごる2、こぶら4、わいば4、いえて1、だんぴ1……20
 ぐれあ2、ぺとり1、すから1、ふゅじ2、ぶめら2……8
 x4、しんく3、いんふ1、らんぷ1、らんと1……10
 あしど4、どれま1、めずま1、さぷれ1、へいす1、ぷちゃ1、ほぷ1……10
 えぐざ2……2

「ST40HP40のクリーチャー縛り」のブック。
拠点筆頭はボジャで、状況によってはワイバーンに頼らざるを得ない時が来るかも。
聖堂があるマップでの運用は想定していないので、そこら辺はプレイングでけっぱるしか。


で、まあ、試合自体は特に語る点もなく、護符ブックのぱんだとの魔力レースに負けて普通に終了。
そりゃ、聖堂があるマップでそれ用のブックと戦って勝てというのが無茶な話ってもんよ。
終盤勝負を焦って「護符売り→投資」したものの、「自分は思ったほど伸びず→属性被りのぱんだがいえあ→ゴールっ…!」になっちゃったというのもあるが、いつコラプ引かれるか分からない状況で90枚も持っていたくなかったしなあ。
ひとつぐらいは護符戦用のブックも作ってなきゃダメかー。




3戦目はダムウッド。

ぶっく「Uせいきまつ」
 くれり4、さむ4、ぼじゃ4、あんご4、ばじ4……20
 ぐれあ4……4
 てんぺ1、いんふ1、どれま2、ぷろ4、へいす4、ほぷ2、x4、めずま1、らんと2、らんぷ2、りば1、わいる3……26

「アンリミテッド世紀末=デレレーデレデー即死!!」ということで、「即死持ちのクリーチャー縛り」のブック。
ということで、ほぼ無条件でボジャとバジは入る。
ボジャ拠点にしてもよかったが、撒きにも侵略にも使えるボジャを拠点化するのは勿体ないし、バジのために地は確保したかったので、拠点の筆頭候補はアンゴスツーラに。
あとは適度に撒きに使えてコロちゃんとギアも葬れるクレリックと、それなりに侵略力のあるサムライでクリーチャーを構成。
侵略はバジに任せるということで、アイテムは攻防一体のグレアムのみ。
先制拠点は知らん。
知らんと思ってブックを組んだが、うん、そりゃ嘘だ。
1つぐらいホリグレも入れてくべきだったか。
今見ると、テレキも入ってないんだな。
アンゴスツーラとボジャがいるんだから、2枚ぐらい挿しておいてもよかったんじゃないか。
結構昔に作って放置していたブックだけあって、今の感覚で見ると割とぐぬぬなブックだなぁ、これ。
プロフェシーが4枚入っている辺り「プロフェシー4枚いれてればアイテム4枚でいいよね」主義だった頃に作ったっぽい内容だし、リバイバルは存在自体意味不明。
おまけに原案には「ライトクラフト1、ソルティス1」とか書いてあったし、うん、昔だこれー。


そんな適当なブックでも試合は始まる。
ぱんだは見るからに水拠点でアルマジロ&ゾンビグース、紳士はバンディットとウッドフォークが見えている地@援護っぽいブック。


1週目。
とりあえず水を確保してボジャの領地コストを解決し、地を取っていく作業。
早々にぱんだが「ボンズ→ミューテ」で拠点候補作り。
アイスウォールを置いて2連鎖組むなど、嫌な雰囲気。


2週目。
Xを使えばボンズとアイスウォールの間に止まれたので、冷やかし程度にサムライでも置いとくかなーと思っていた矢先、紳士がそこに着地し、コロッサスを配置。
ぱんだへの睨みは紳士に任せて、自分はこつこつと連鎖作りに励むことに。


3週目。
レベル3まで上げたものの、コロッサスの移動侵略×2に耐えられず、ぱんだボンズ陥落。
色々あってぱんだはこの時点でほぼ脱落してしまい、ゴールドトーテムをミューテで育てるという涙ぐましい作業に没頭することに。
こちらはいい感じに魔力と連鎖が整ってきたので、アンゴスツーラを続々拠点化。
紳士はマンドレイクが見えていたが、幸いなことにどのアンゴスも支援がない状態だったので、グレアムを抱えてさえいえれば落とされるようなことはなく。
紳士レベル5ウッドフォーク@ランプロが爆誕したので、「あとで使うから」と序盤に水に安置していたバジをお守り代わりに回収したが、その直後紳士の祠効果でバジ消滅。
俺のバジ返せー!
まあ、幸いなことに回転方向的に紳士ウッドフォークは回避が容易な場所だったし、足スペルもいい感じに引いていたので、神ダイスに期待するような場面は遭遇せず。


終盤。
HP90まで育てたゴールドトーテム@ソウルハントを、お小遣いがぎっしり詰まった豚貯金箱を割る小学生のようにバリーンと割るぱんだ。
300+450=750円の魔力をゲット。
うん、微妙。
あれだけスペルとターンを費やして750円か……胸がパイロだな……ムキャ版のようにソウルハントが*10Gだったら……
一方、マジボ×1、シュリンク×1、イビル×2と大量のダメージスペルを懐に溜め込み始めた紳士。
1箇所はランプロを張っていたが、全て守りきれているはずもなく。
鼻息荒く意気揚々と「どこに撃とっかなー♪」と饒舌になり始めた紳士ではあったが、Xを持っているにも関わらずダメージスペルを撃つのに勤しだ結果、目の前のレベル5アンゴスツーラを踏み-2000G↑で圏外へ。
適当なプレイングにカルドラ神がお怒りだったようです。
ラントラ持っていた(紳士踏み後にぱんだシャッターで壊されたけど)し、そもそもすぐに交換できそうな位置にいたし、ダイス目や足スペルの引きによってはあと2ターン程度で周回できる位置でもあったし、目標魔力達成もまだ遠かったから、こちらが周回を終えた3〜4ターン後ぐらいが射撃するベストタイミングだったと思うんだが。
そんなこんなで、レベル3ボジャはシュリンク+イビルで落とされていたものの、大量のお小遣いゲットで目標魔力を達成しちゃったので、妨害を受ける前にメズマXでゴールに滑り込んで試合終了。
不思議の勝ち有り、か。
そして、試合終了後に確認した結果、ぱんだブックにグースが入っていないことが発覚。
どうやら作りかけのブックだったのを間違って使っちゃったらしい。
そりゃゴールドトーテムを育てたくもなるよね……