世界樹の迷宮3 星海の来訪者

ダイマオウイカ以外はコンプ。


操作性とか

セーブデータが1つしかないのはやはり痛い。
中断セーブを削ってそれを2つ目のセーブデータにしてくれればいいのに。
蓋を閉じるだけでスリープできるんだし、糸さえ忘れてなければいつでも帰ることができる(帰りたいかどうかはともかく)システムなので、2つ目のセーブデータと引き換えであるのならば、中断セーブはいらないと思う。
あと、セーデブータが破損していもいいように?、セーブデータとは別にバックアップを取っているという噂も。
「データのロードに失敗したけれどバックアップから伏撃されて事なきを得た」みたいな書き込みを見たことがあるようなないような。
嘘か真かはさておき。
バックアップの取得を選択式にして、使わない時は普通のセーブデータとして使えるようにできれば。
中断セーブとバックアップを合わせると、合計3つのセーブデータの領域は確保されているってことかしら。
何とかならなかったものなのかなあ。


オートパイロット。
そこそこ活用はしていたが、めんどい。
どうして1つ1つアイコンを設置していかなければならないの。
せめて直線ぐらい、ペンでつつーと引いただけで設置できてもいいじゃん。
あと、スイッチで進行方向を反転できるとか。
3からの要素というかアイコンではあるが、少し考えれば(使ってみれば)改善点なんて幾らでも見つかっただろうに。
ついでにもひとつ、カニ歩きするか否かの選択もできるようにして欲しかった。
レベル上げやケサラン湧きを待つために同じ場所でぐるぐる回ることがあるが、ここでオートパイロットを使うと、曲がる度にいちいち方向転換をするので時間効率が良くない。
結局、手動で行ったり来たりする方が早いという結論に。


オート戦闘が馬鹿。
左端から順々に全員攻撃していってくれればいいのに、攻撃対象を敵全体からランダム(体力が多い相手を狙うという説も)で選んでいる節があるので、よほどの戦力差がある時や、残り1匹になった時ぐらいしか安心して使えない。
Aボタン押しっぱで代用できるとはいえ、そもそもがそれを代用するのがオート戦闘の本来の役目じゃん。
なんかあべこべになっている。


店の消耗品の並びが見づらい。
値段の降順でソートされているのだが、誰得。
ジャンル別に並べてくれ。
メディカの次はメディカ2と3、その次がマドラ、その次がハマオ……みたいな感じでいいじゃん。
武器や防具はちゃんと「order by genre,kakaku desk」的な並びなのに。


パーティーの入れ替えが発生するとリミットスキルが外れる。
これはまあ仕方ないのかもしれないが、でももう少し何とかならなかったものか。
糸の買い忘れと通じるものがあるっちゃーあるが、糸は消耗品なので使えば無くなるのは当然のこと。
だけど、リミットスキルはそうでないんだから、何も外れることはないじゃん。
もう少しサポートしてくれてもよかったと思うのだが。


ストーリー

1と2は冷やかし程度のものだったが、それに比べれば少し力を入れている。(とはいっても他の一般的なRPGに比べれば十分冷やかしレベルだが)
が、その力の入れ具合がいい方向に働いていないというか、世界樹と親和していない気がする。
「君は戻って報告してもいいし、先に進んでもいい」とか言われても、結局報告しなきゃ進めないじゃん。
そんな、ひどい……
周回しないと図鑑を埋められないのもどうなのかなー。


システムとか

リミットスキル。
2の「各クラス固有のスキル」から「複数人での協力技」に変わった。
これはこれでいいと思うのだが、一部破廉恥なスキルがあるのも事実。
別にイモータル(HPTP状態異常全回復)の存在を否定するわけではないが、3人で発動できるのはおかしいでしょう。
少なくとも5人、分身必須の6人技でも十分すぎる性能だというのに。
イージスの盾(攻撃無効化)とウロボロスの盾(攻撃吸収)が同じコストなのもどうなのかなー。


サブクラス。
「各クラスの個性が無くなった」という否定的な声もあるが、個人的にはとてもよかったと思う。
これまでのように「パラディン」「バード」みたいに単品で見ちゃ駄目なんだよ。
ファランクス+プリンセス」「ファランクス+ファーマー」みたいに、メインとサブを合わせて初めて1つのクラスとしてみればいいんだよ。
するとほら、なんと職業の多いことか。
50や100じゃ効かないですぜ、旦那?


大航海。
「目玉要素っぽく言っていたのに蓋を開けてみればおまけだった」という否定的な声もあるが、最初から「本編からほぼ独立しているおまけ的要素です」と名言していたと思うんだが。
そもそも「世界樹」なんだから、航海をメインにされても困る。
だったら「大航海時代」とかに名前変えなきゃ。
まあ、いいスパイスになったんじゃないかしら。
だがイカ、てめーは駄目だ。


戦闘バランス。
超序盤の猫や鳥には戦慄はしたが、全体通してみると、まあ、いい感じに高難易度の方向でバランス取れていたんじゃないかしら。
猫や鳥の洗礼で投げたという話も効かないし、逆にやる気を出させるカンフル剤的作用になったんじゃないかと。
サブクラスが解禁になるタイミングも最適だったんじゃないかな。
ショーグンはともかく、アンドロについては……んがぐぐ。


絵とか

まあ、いつも通り。
変にOPムービーが入っていたりしなくて安心。
で、ブシ子の立ち絵をいつでも見れるようなモードはないのかしら……


音楽とか

まあ、いつもの。
SEもお馴染み。
「6層で戦闘BGMが変わらねえ!」と憤慨していた人は多いみたいだけど、「いつも6層で変わってたっけ……?」と記憶薄な俺に敵はなかった。


ギルド「おれるあんず」

びらく。
職歴は「モンク → モンク@プリンセス → プリンセス@ファーマー → ファランクス@プリンセス」と、引退が2回も。
1回目の引退は4層到達後ぐらい、2回目はクリア後だったかしら。
引退の関係上、レベルが低めになってしまうので、その辺りはペンギン道場やスキュラ道場で補いっつぁん。
モンク時代は回復を一手に引き受けた大黒柱。
プリンセス時代は、今思うと、正直イマイチだったかなー。
プリンセスの回復系スキル、回復量が固定なので、序盤は効果が大きかったんだろうけれど、後半になるにつれて……
中盤はそれでもまだ何とか足しにはなっていたけれど、さすがにクリア前後になると冷やかしでした。
ファランクス時代は、三龍を始めたとしたクリア後のFOE戦ではなくてはならない存在に。
おれるあんずのリーダーとしての貫禄を見せつけました。


はーでぃん。
職歴は「シノビ → シノビ@モンク」というシンプルさ。
まあ、サポート役ですな。
回復量はちょっと頼りないけれど、それでも何とかギリギリ持ち直せる程度は回復できるという、絶妙なバランスでした。
縁の下の力持ち的存在。


ろしぇ。
職歴は「ゾディアック → ゾディアック@ショーグン → ゾディアック@ウォリアー」。
「先見術でブレスを封殺するよ! → やっぱりメテオ取るよ! → ショーグンの乱れ竜に夢を見るよ! → やっぱりメテオ取るよ!」と、引退は無かったけれど、育成方針がブレにブレまくった子でした。
序盤〜中盤は「エーテル圧縮→属性リミットスキル」による超火力でブイブイ言わせていたが、終盤は大人しく。
特技を使った火力はウォリアーやバリスタと同程度だけれども、通常攻撃が空気過ぎる。
うーん、今思うと、特に必須の子でもなかったなぁ……
まあ、ろしぇはいつかおれるあんずからまるす軍に移籍するから、仕方のないことだよね。


うるふ。
職歴は「ウォリアー → ウォリアー@シノビ」。
なんかもう1つぐらいあった気がしないでもないが、思い出せないならその程度なんでしょう。
序盤はナインスマッシュに夢を見ていたが、あまりにも見果てぬ夢だったので撃沈。
しばらくの間引退の第一候補だったが、ぱんださんの剣メインのウォリアーがそこそこ強そうに見えた(というか強かった)ので、休養して槌メインから剣メインに変更。
その後は、安定したアタッカーとして活躍。
硬くはないが、タフでかつシノビスキルのおかげで避けるので、前衛にも関わらず死亡率はかなり低い子でした。
FOE戦では分身して殴るのが定石。
超終盤は、まあ、多元抜刀でちょちょいと。


ざがろ。
職歴は「バリスタ → バリスタ@シノビ → バリスタ@ウォリアー」。
TPやスキルが少ない序盤では、通常攻撃ですら高い火力にハッスルハッスル。
それが長じて、中盤まで通常攻撃メインの戦い方をしてしまっていたが、ウォリアーの「チャージ→ブレイドレイヴ」が確立する頃になると、さすがに通常攻撃で食っていくのは無理だと理解し、「チャージ→前陣」に変更。
ダブルアクションが発動しない場合はウォリアーとどっこいどっこいの火力だが、発動するといえあ。
んでもまあ、ウォリアーのブレイドレイヴもヒット数増減するので、期待値としては同じぐらいだったのかしら。
そういう意味では、別にバリスタである必要ないよな……前衛にでなきゃダメだし……
ま、まあ、終盤は一歩譲ったけれど、序〜中盤は大活躍だったということで。


総評

上の上。
満足至極。
だがダイマオウイカ、てめーは駄目だ。