約束の地リヴィエラ(GBA版)

入院中にクリアしたゲーム4。
結構昔から気にはなっていたものの、プレミア価格に阻まれてなかなか購入できずにいたソフト。
PSP版が出たせいか、気づいたら比較的お求めやすいお値段になっていた(2980円)ので、由良さんに頼んで購入。
んでも、同じくPSP版が出ているはずのユグドラ・ユニオンは、5500円とかアフォな値段が付いていたらしいんだよな。
新品同然じゃん。
中古市場ってわからん。


操作性とか

当然のようにソフトリセットがなかった。
どうもこの時期はそういうゲームばかり掴まされていたらしい。
ただ、移動中はもちろん、戦闘中も自分のターンであればいつでも素早く「中断→タイトル画面に戻る→ロード」できるので、それほど不便さは感じなかったような。
また、中断セーブであってもシステムデータにちゃんと保存されるので、スキルを覚えた直後に中断して即座にシステムデータに反映させたり、沐浴イベントで好感度を下げたくない場合に中断してCGだけ登録するなど、色々な使い方ができて便利。
でも、ソフトリセットがあるに越したことはないやね。


画面が切り替わってから、操作可能になるまでの時間が、少々気になった。
1周目は全然気にならなかったものの、2周目になるとマップによっては画面の中央まで移動しないと操作できなかったりするので、ちょっとビキビキきちゃったり。
それなりに周回させようとしているんだから、その辺りはもう少し快適にして欲しかった。
レスポンスのよさは「WS版>GBA版>PSP版」らしいからねえ。
下位ハードほど優れているというのは、分かるような、分かりたくないような。


戦闘準備画面でアイテム選択画面まで行ってしまうと、敵のステータスを見れなくなるのは不便だと思った。
見るためには、戦闘キャラを選ぶところから始めなくてはいけないので、なかなかの手間と時間のロスに繋がってしまう。


ストーリー

主人公(ショタ&釘宮)が仲間(全員女)とキャッキャウフウフしながらリヴィエラを救う話。
細かいイベントの積み重ねで好感度を上げていき、一番高いキャラとムフフなエンディングを迎えてジ・エンド。(一部ルートでは低く抑える必要あり)
1周目だと20時間程度かかり、2周目移行も劇的にプレイ時間を抑えることはできないと思うので、全エンディング(6種類)を見るのは相当の肝っ玉が必要になるかと。
ただ、ルート分岐は最終決戦の直前臭いので、好感度を1単位で全キャラ揃えておき、上手く事前に上下させることができれば、ある程度の同時攻略は可能かと。
ただ、チャプター7で好感度が上がるイベントが用意されているのはルゥリだけだった気がするので、チャプター6からやり直す必要があるかもしんない。


ゲーム性

全体的に独特で、いちいち突っ込んでいたら面倒くさいので、細かいことは言わない方向で。
純粋に、新鮮なRPGとして楽しめました。
短期間に2周したRPGなんて、最近じゃ久しぶりじゃないかしら。
戦闘を早く終わらせる&強力な技でフィニッシュすればするほど、アドベンチャーパートでできることが増えるので、確実にアイテム等を入手していき、それらを生かして戦闘を更に……というサイクルに持ち込むのが基本。
まあ、そんなカツカツでもないので、割かし適当でも大丈夫。
初めのうちは、「全5キャラいるのに戦闘に3人しか出れなかったら、使われない子が2人出てくるんじゃね?」と思っていたが、相性やら武器性能やら他諸々により、それなりに万遍なく使ってたんじゃないかと。
結局、エクセル・セレネ・ルゥリが鉄板だと思うけど。
やっぱ攻撃力が高くて素早くないとねえ。
リコが1回行動する間にシタン先生が5回行動してしまうのを思い出すんだ。
そんなに酷くはなかったっけ。


グラフィック

枚数はそれほど多くないけれど、イベントCGあり。
ルート共通のCG以外に、各キャラのEDで表示されるCGがあるので、CGモードを全部埋めるためには全EDを見なくてはならない。
ちなみに、沐浴シーンのCGがあるんだけど、PSP移植にあたってイベントごと消されちゃったんだとさ。
ソニーチェックってまだ機能してたのね。


音楽

若本がいた。
という記憶があるんだけど、誰だっけ。
5ボスぐらいだっけ。
うむむ。
ラスボス戦の音楽が格好よかった気がする。


総評

上の中。
2周目の半ば頃まで飽きが来なかったのは自分でもびっくりした。