ひぐらしいいよひぐらし

ひぐらしく頃に-目明し編-」のパッケの裏の
「"しいね"じゃないよ"しおん"だよ」
というメッセージに少し笑った。
以前指摘を受けるまで「魅音=みいね」「詩音=しいね」って読んでたからなぁ。
なんか図星を突かれた感じ。
まあ、自分以外にもそう思ってた人が多数いたってことでしょうな。
……が、なんかそれだけのためにわざわざこのメッセージを載せた点が気になった。
相手はひぐらし
ドラえもん出木杉君やドラゴンボールのシュウのように、初期と後期で名前が違っちゃったよはははまあ別にどうでもいいか脇役だし、ということがあるはずがない。
すなわち、詩音を「しいね」と読んでもらっては困る理由、あるいは詩音を「しおん」と読んでもらいたかった理由があるはず。
ということで、2点ばかし邪推してみた。


1.紫苑
魅音と違って「鬼」の字が入っていない詩音だが、詩音を紫苑と読み代えてみればかなりそれっぽくなってくる。
紫苑の花言葉は「君を忘れず」。
間違いなく目明し編の最も重要なキーワードの一つだろう。
また、紫苑は別名「鬼の醜草」(おにのしこくさ)とも呼ばれる。
あら不思議、見事に鬼の字が。
今思えば、これは目明し編の終盤で明かされる事項の示唆だったと断言できなくもない。
詩音を紫苑と読み代えるだけで、2つも重要なキーワードが。
これを意図的と言わずして何と言うのだろうか。


2.私怨
ちょいと強引というか当て字だが、私怨は「しおん」とも読むことができる。
終盤自分自身で気付いた通り、目明し編の主人公の行為は全てこれに集約される。
これもまた、「しいね」と読んでいては辿り付けないメッセージだろう。


とまあ、とりあえず詩音は「しおん」と読むのがオフィシャルだし、隠されたキーワードを妄想することもできるので、今まで間違って読んでいた人はちゃんと正すようにしよう。