双子

昨日〜今朝にかけて、一気に「ひぐらしく頃に-目明し編-」をクリアした。
一度始めるとやめられない面白さ。
ひぐらしいいよひぐらし
綿流し編の解答編に当たる今作だったが、個人的な感触としては「解決した事項:未解決の事項(新たな謎)=8:2」って感じだったかの。
概ねどこで二人が入れ替わっていたかは推理通りだったけど、最大かつ最重要のポイントを見逃してたとはね。
うん、確かに綿流し編終盤付近に出てきたいくつもの矛盾点というか謎を解き明かすには、あそこで入れ替わっていたと考えるのが一番しっくりくるわな。
っつても、確かに極小ながらヒントはあったにしても、普通の思考じゃそこまで考え回らないよなぁ。
なんだろう。
他人の作ったプログラムソースを見て、何十個も条件が書かれた分かりにくいif文の解析が終わったと思ったら、よく見ると「!()」で括られていたとかそういう感じ。
さすが正解率1%。
目明し編の最中に何度か誤字か意図的か判断し兼ねる部分があったけど、最後まで進めたら意図的だったということで安心。
あんな重要な単語を間違えられたらたまったもんじゃないしね。
本当の誤字もあったけど、まあそれは「で」のタイプミスで「え」になってたり、送り仮名のミスぐらいだったから、特に大きな問題はないでしょう。


んで、一番気になった点は、ちょいとゲーム内容からは離れるけど双子について。
先に産まれた方が二子、後に産まれた方が一子だと思っていたし、実際はそうだったみたいだけど、なんか最近は普通に産まれた順に一子二子にしてるとかなんとか。
国によっても前者か後者か違ってくるらしい。
普通に考えれば先に産まれた方を一子とする後者の方がしっくり来るけど、前者は医学的な観点から見て先に着床した方(=後から産まれた方)を一子にしてるからというのが理由らしい。
帝王切開が絡んでくるとまた複雑になってくるんだろうけど、とりあえず出産はFILOってことなんでしょうな。
さておき。
目明し編におけるあの文章を見る限り、園崎姉妹は先に産まれた方を一子としてるようだったが、果たして昭和40年代の日本ではどうだったのだろうか。
先に産まれた方が姉?
それとも妹?
とりあえず
・昔は後に産まれた方を一子としていた
・今は先に産まれた方を一子としている
という2つの大前提があり、前者についてはぐぐったことにより確認が取れている。


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1874(明治7)年、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官布告が出されました。それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地方もありました。
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……って、アルェ?
明治7年の時点でそういう法律が?
おいおいおいおい、自分は確かに子供の頃後に産まれた方が一子って聞いたし、実際ついさっき居ても立ってもいられなくなって実家に電話して確認しても同じ解答が出てきたぞ。
ってことはなんだ。
「それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地方もありました」って、うちの実家の地元ルールだったってこと?
しかも、明治以降も脈々と受け継がれていたってこと?
えー、そりゃないよ。
なんか標準語だと思って使っていたいた言葉が実は方言だったということが判明した時と同じような衝撃だぜ。(=大したことない)
あー、でも、昭和30年代まで戦車が走っていた地域だしなぁ。
30年代でギブミーチョコレートをやったことあるとか言ってたような気がするし。
今もしきたりだの何だのが強く根付いてる地域だから、法律とは違う独自ルールが確立していてもおかしくはないか。
なんだよ、よく考えればもしかして実家って雛見沢村に近いんじゃないか。
正月や葬式などの祭事は地方色溢れまくったしきたりの塊だし、木村家の人間は熊肉食えば発狂するとか訳の分からない言い伝えもあるし、それを治めるための神社もあるし。
以前会社の飲みの席で実家の話をしたら妙に盛り上がった時があったが、なんか納得できるかも。
むむぅ、山村って怖いね。