明晰夢ではない

ここ数日、覚醒後も夢の内容をはっきり覚えているという日が続いている。
とはいっても夢の啓示やお告げといったものの類であるわけがなく、やれリリーホワイト連続殺人事件(犯人に辿り着く前に起床)だの、やれ雛見沢村スズメバチに刺された(悶えている間に起床)だの、トンチキかつまーべらすな内容である。
で、今日はどこかの学会で「夜更かしはお肌とSTGの天敵である」という論文を熱弁していた夢を見た。
お肌とSTGを列挙した論文は他に類を見ないトンデモ文書だろうが、確かに格闘ゲームは半分意識が飛んで口から涎がナイアガラのように垂れていても脊髄反射だけでなんとかなるものだが、STGはカツ・コバヤシよろしく毛玉にぶつかり事故死して終わりという経験から察するに、意外に的を得た理論だったかもしれない。
マクローリン展開だのヴィトゲンシュタイン哲学だのドモホルンリンクルだのアカシックレコードだの、758%関係ない単語を駆使して夜更かしとお肌とSTGの関連性を紐解くあの理論を思い出すことができればイグノーベル賞ぐらいちょろいだろうが、本当に学会で発表したらあまりの斬新さにラグナロク応仁の乱が同時に起こりかねないので、地球とJAPANの平和を守るために胸の内に秘めておこうと思う。