今週のカルド2EX

1戦目

きむ紳士高橋の3人で「対戦用マップ3」。
今回からライトクラフトとソルティスが禁止になった(まあ当然)ので、とりあえず全ブックのその2枚を、サプレとヘイスト辺りに差し替え。
あと、今回から50ラウンド制限に(これまでは無制限)。

ぶっく「うみぶどう」
 ごるど4、でこい4、らるば4、えぐぜ3、まど3、ふれむ2……20
 あむる3、あわぐ3……6
 りばいばる4、x4、らんぷ1……9
 さぷれ2、めずま1、いびる1、あぷ2、いんふ1、ぷろ4……11
 ぴす4……4

「生贄が必要なクリーチャー+ゴールドアイドル」で縛り、折角なのでラルバをメインに据えてみたブック。
ブック名は「うみぶどうは見たことないけれど、きっとラルバと似ているに違いない」というフィーリングで。


まさかの3人火被り。
高橋はいつもの、高橋は「育てたガスクラウドを拠点にしたい」ブック?
それに加え、序盤のクリーチャーの引きが芳しくなく、著しく展開が遅れてしまい、苦しい状況に。
エグゼクター配置や地変である程度の火領地を確保した頃には、紳士ガスクラウドのHPが70と大変なことに。
横付けしたデコイでちょくちょく削ってはいたものの、そこまで育ってしまうと成す術がなく。
まあ、足止めクリーチャーではないので、出来たものは出来てしまったと割り切り、無視して過ごそうとした矢先、高橋がレベル4?ぐらいに上げられたそこのガスクラウドを踏んでしまい、そのままなあなあで終了。
かなりあっさりした勝負でした。


ラルバを実戦投入したのは初めてだったけれど、うん、予想通り強いねこいつ。
リバリバル一発撃てばST50HP70&HP20再生付きのようなもので、フレイムロードorマッドクラウンの応援かファイアアムルがあれば、フュージョン強打にすら耐えるという。
ラルバを暴れさせる前に終わってしまったので、もう1回ぐらい使ってみたいところ。


2戦目

4人対戦@同盟で「クレイトスのどっか」。
ブックは「とにかくレーシィを暴れさせたい」ブック。


早期に地領地を2つ確保し、バジを出せる体勢が完了。
相方の紳士は前の試合と同じブックで、ガスクラウドの育成もいい感じ。
そのガスクラの隣にレーシィを置けたので、割といい序盤ではあったのだが。
序盤に足スペルが固まって来たのが不安だったのだが、その不安は現実のものに。


中盤、ヘイトを上げすぎたガスクラが陥落。
ついでに、その横にいたレーシィが沈み、レベル2〜3の土地を立て続けに踏むなど、しょんぼりする自体が多発。
それに加え、ぱんだ高橋ペアの土地確保は順調に進んでいき、特に地被りのぱんだが勢いを増してきたので、有り金をはたいた「レーシィ+テレキブロウ」で一気にレベル5レーシィを作って勝負に。
こちらの2人の手札にはクイサンがあったので、ぱんだ高橋は下エリアの砦に来ることが出来ずに上エリアをうろちょろすることに。
ただ、その間にも足スペルが尽きた影響で敵領地を踏みまくり、レベル5レーシィ以外の領地を手放す事態に。
2連鎖あるうちにレベル5レーシィを手放して現金を確保しようかと散々悩んだのだが、残りラウンドと総魔力差が危ない感じだったので、レーシィに全てを託して。


そんな時、高橋がビステアをドローし、レーシィにどっかん。
高橋は一番経験が浅いのでまだ禁止カードを禁止しなくてもいいかなーと思っていたけれど、今度からはちゃんと禁止にしよう、と思った瞬間でした。
そんなこんなでこちらの領地はほぼ壊滅。
総魔力に3倍ぐらいの開きが。
残りラウンド的に、こちらに残された手段は高額領地のハイエナしかなくなったので、積極的に直踏みバジリスクを実行。
そして、空気を読んで即死を外すバジリスクさん。
ただまあ、レベルダウン効果のおかげで即死失敗してもお互いの総魔力差はそれほど失敗しないので、めげずに横付けバジによる移動侵略やフレイムロードによるオールドウィロウ陥落等を経て、残り5ラウンドで1000G差ぐらいまで詰め寄ることに成功。
が、最後のレベル5直踏み侵略で「バジリスクを置けない」という大ポカをやらかし(直前に高橋がゴールドアイドルを売り払っていた)、致命的な差がついてそのままタイムアップ。
結局、全ての戦闘で即死を外したバジリスクさんでした。
即死50%だから4回連続外すことも無くは無いだろうが、それでも……バジリスクよ……お前は……


3戦目

4人対戦で「鳥羽根揚羽」。
ブックは「とにかくバンドルギアを作りたいブック」。


紳士は獣化&ウサギなブック、ぱんぱんはデモトレブック、高橋はいつもの。
開幕にプラスアイドルを配置できたおかげで、なかなかいいペースで城横の複土地にバントルギア作成に成功。
ただ、pandaがデモトレブックであり、プラスアイドルの恩恵を最も得られそうなのが懸念事項であり、紳士も紳士でカタスやスウォームといった危ないスペルがごっそり。
色々と怖かったので、護符を多目に購入しようと硬く決意。
とりあえず、バンドルギアを作れて満足したので、プラスアイテムは特に守ることなくそのまま廃棄することに。
まあ、積極的に入れ替えるようなこともしなかったので、割と長く生き残ることになったのだけれども。
序盤は何となく高橋優勢の状態で推移。


中盤。
こちらが周回したのを見計らって、ぱんだが焼きを実行。
まず1回目のカタス炸裂。
ぱんだのデモトレをメズマで使おうとするも、アンチマにカッキーンと。
あの時「アンチマ剥がしてやったぜ」と強がってたけど、実際は焦ってて見えてなかっただけなんだよね!
このまま焼きが完成してしまうか!と思いきや、紳士がアシッドレインを発射。
事前のプチャーで半数以上が石像化していたので、カタス&アシッドで約半数のクリーチャーが死滅(バンドルギアは無事)。
ぱんだ一人勝ち状態にならななかっただけ、まあマシと見るべきか。


全員がほぼ等しく被害を被ったかなーと思いきや、高橋がこっそり北エリアではなく西エリアにバアル拠点を作っていたので、一人突出してやばい感じに。
そこは口ハウントでうまく他の2人の妨害を高橋に向けさせつつ(ぱんだはこちらも警戒していたようだったけれど仕方なく、といった感じで)、コツコツと連鎖作り。
高橋が残り1週であわや目標達成、という状態になった辺りで、何とか火土地で3連鎖を作れたので、こちらも土地レベルを上げて勝負に出ることに。
結果としては、護符を過剰に買っていた(ドレマジ有コラプ無の場だったので、当然といっちゃー当然なんだけど)おかげで、1000G以上オーバーして一気に名前が点灯。
次のラウンドでリコールを神ドローしてそのまま終了。


どう考えてもバンドルギアよりカーバンフライの方がイケメンなのだが、今回は場が場だったので、スペルの対象にならないバンドルギアがちょっと輝いて見えました(ターンウォールを食らわずに済んだ)。
相変わらずアストルクイーンによる「バンドルギア+カモフラージュでひゃっほう!」は出来ず終いだったけれど、まあ。
ぱんだブックは、うん、普通のデモトレブックでした。
リバイバルは入って無さそうだったけれど、アンチマとバリアーが過剰なまでに入っていたので、差し込める隙は見つからず。
そもそも入れたつもりのサプレが入ってなかったというオチ。
ちゃんと万全の体制を整えてから焼きに入ったのはやられたと思ったが、紳士アシッドレインを見逃していたのが最大のミスか。
あれが無かったらぱんだが一位になったこともあるかなーと一瞬思ったけれど、特に対策カードも無さそうだったので、見落とさなかったら見落とさなかったで焼かなかっただけだろうから、うん、結局分からなかったか。
紳士ブックは妨害&侵略に比重を置きすぎて守りが疎かに。
終盤でも総魔力500Gぐらいだったりしたからなあ。
1枚差しのミルメコレオに拠点を託すのはちょっとつらいよね……
あと、「ミルメコレオ」は個人的には何となく「ミルメ・コレオ」と区切るもの(口頭では「ミルメコ」だけど)と思っていたけれど、蟻とライオンの合いの子なら、「ミルメコ・レオ」で区切るのが正しいよね、きっと。
「レオ」はともかく、「ミルメコ」がどんな意味かは知らないが。


4戦目

きむ高橋ぱんだの3人対戦で「城塞都市ロカ」。

ぶっく「はい○ない」
 ぼんず4、めがろ4、れもら4、にんふ4……16
 たて3、あむる2……5
 x4、ぷろ4、さぷれ1、めずま1……10
 みゅて4、しんく4、らんと1、らんぷ1……10
 いんふ4、へいす3、てんぺ1、どれま1……9

「配置制限が2つ以上あるクリーチャー」縛りのブック。
はいてない」のではく「はいれない」。
特に火に関しては致命的に入れないので、いざという時に攻め込めるようにシンク4インフル4の地変8枚積み。
これだけ地変を入れたのは初めてだ。


ブック名からして嫌な予感がしていたが、ぱんだはマーブル&スクォンクブック。
これはクリーチャーを4種類16枚しか入れていない俺への当て付けか……
開幕に「城横にボンズ配置+ミューテ×2+ランプロ」とトントン拍子で事が運び、横付けされていたバルキリーも口ハウントで横に移動させた上でその隙間にメガロドン差し込み成功と、かなり順調なスタート。
ぱんだが早速マーブルを配置するも、神ダイスによる直踏みレモラで破壊に成功。
悪くない。
また、城横のボンズは威圧感だけはパなかったが、立地的にはあまりよろしくない場所(分岐1マス隣なので避けられる&踏まれる、近くに育ったバルキリーがいる)だったので、東エリアのそのボンズを囮に西エリアを真の拠点とするミスディレクションを仕掛けることに。


いい塩梅にインフルが来てくれたおかげで、西エリアの連鎖確保も順調に推移。
また、適当にばら蒔いていたレモラが睨みを効かせてくれていたおかげで、防御型が多目?のぱんだは思うように配置が進まず。
西に3連鎖が出来た辺りで、東のボンズが度重なるバルキリー@ST60の侵略により陥落。
ボンズを落とすために周回無視で移動侵略するという「仕事」による陥落だったので、囮としての役目は十ニ分に果たせました。
女房思いのいいボンズだった。
ラントラが手元にあったので、このまま一気にイクゾーと意気込んでいた矢先、ぱんだが風土地にマーブルを配置。
風に入れるのはボンズのみ=落とせないということで、一気に風向きが怪しく。
ボンズが落ちたのとほぼ同時に西エリアにボンズ配置&ミューテをできたが、しばらく停滞することに。


多少足踏みはしたが、1枚差しのテンペを神ドロー&即撃ちで、アイボリー破壊に成功。
直ちに水土地を確保して4連鎖にし、ボンズをレベル4に&ミューテで鉄壁に。
地変を食らったりもしたが、手元に地変が3枚あったので、全く問題が無く。
ぱんだのレベル3ボンズメガロドンで落としたり、ぱんだが高額領地を踏んだりして、そのまま一気に目標達成。
テンペの後は早いゲーム展開でした。


MVPは間違いなくテンペ。
テンペがもう切れていたら、マーブルに地変撃ち込み→神ドローによる直踏みぐらいしか対応手段がなかったので、うん、もうテンペ大好き。
ちゅっちゅしたい。
「入れない土地のクリーチャーは足スペルで無視しよう」とは思っていたけれど、影響力の大きいアイドルを無視するなんてとんでもない。
こんな縛りのブックを入れる時は、もうちょい対策スペルを入れておくべきだったか。
危ない危ない。
あと、影の主役はレモラ。
クリーチャー4種類16枚というブックとマーブルブックの相性は最悪ではあったが、ぱんだブックはぱんだブックで防御型多目&ゴブリンズレアとレモラと相性が最高だったので、まあ、うん、イーブンか。
あの嫌らしい能力と、ST20&HP40というステータスは、それほど悪くないとは思うのよね。
水土地に置ければそんじょそこらのばら撒きクリーチャーには倒されないし、水盾持っていれば移動侵略も躊躇させることができる。
積極的に使おうとは思わないけれど、縛る内容によってはまたいつか使う日が来るかも分からんね。