忘れないよ君に会った日

どこかの歩道橋の上でディスガイアを楽しんでいたところ、母星が爆発して滅んだとの報告を受け、「もう飛翔拳(餓狼1Ver)を撃つことはできないんだ」と落ち込んだが、現実世界で目覚まし代わりのGONGが再生されて前向きな考えになったところで目が覚めた。
という、支離滅裂な夢を見た。
飛翔拳が一番意味わからない。


そういえば、餓狼1の飛翔拳は、発射直前に攻撃を受けると反対側に出るという、ちょっと奇妙な仕様だった。
そんでもって、飛び道具は相手に当たると基本的に消滅するのだが、KOした場合に限り消えずに貫通するという、これまた微妙な仕様だった。
で、餓狼1は乱入することでCPU相手に2対1を楽しむことができたのだが、味方の打撃攻撃は当たらないが飛び道具は当たるという、なんというか絶妙な仕様であった。
これら3つの要素が重なり、うら若き小学3年生の少年であった俺(前衛アンディで体力ほとんど満タン)とその友人A(後衛テリーで体力残り半分ほど)は、

  • 1:飛翔拳のコマンドを完成させ、発射準備に入る
  • 2:マイケルのトルネードアッパーを食らい、反対側に飛翔拳が発射される
  • 3:友人A瀕死
  • 4:友人Aがお返しとばかりにパワーウェイブ
  • 5:俺瀕死
  • 6:そこに再度トルネードアッパーが飛来
  • 7:俺死亡
  • 8:貫通したトルネードが友人Aにヒット
  • 9:友人A死亡

という、QOHでもまず見られない神懸ったコンビネーションを発揮し、余裕で勝てるはずだった試合をほんの一瞬で落としてゲームオーバーになってしまい、リアルバトル餓狼伝説に発展したことがあった。
何分昔のことなので詳細は違うかもしれないが、呆気に取られて数秒間硬直せざるを得なかったという事実は今もこの身に刻まれている。
うーん、懐かしい。
彼は今でも元気だろうか。