車輪 〜第3章終了〜

目指せ1日1章。
SMAAAAASH!ヒットした2章と比べれば大人しいものだったが、それでも引き込まれる内容だなぁ。
休みなしで4、5時間読ませてくれるゲームは、そう滅多にないっす。
ギャグキャラの若本もいいが、やはり悪役が一番しっくり来るな。
しかし、ストーリー・音楽・CG(これについてはクオリティに多少のばらつきはあるものの)全てにおいて高水準なのに、マイナーだよなぁこの作品。
プレイした人たちの間では評価高いが、そもそもプレイされていないから話題になりようがない、とかそういう立場なんだろうか。
ちらっと評判を見て回った感じ、そのような印象が。
車輪の前に出した作品(魂揺だかなんだか)が地雷だった(らしい)のが効いているのかも。
確かに、俺もデモムービーを見て「お」と思った記憶あるからなぁ。
釣られていたら危なかったということか。
ぬ、でも、PS2辺りに移植されるんじゃなかったっけ。
今週のF通でちらっと目にした記憶が。
まあ、コンシューマへの移植は一昔前は珍しかったものの、今や自由と粗製と乱造の真っ只中だもんなぁ。
「移植される=人気作」という等式は成り立たんか。
資金を回収したい気持ちも分かるが、世間一般に地雷と呼ばれている作品を移植して更に知らしめてしまうのは、今後のことを考えればマイナス効果なんじゃないだろうか。
車輪こそもっと知られるべき作品なのに、車輪とは関係のない要素が原因で知られなかったりしたら、それほど悲しいことはない。
まあ、アンチが多いだけで魂揺もいい作品なのかも知らないが、プレイしていない俺に取っては語る術はなく。
とはいえ、メーカーが同じでも車輪と脚本が同じわけじゃないから、特に興味も湧かないし。
うん、まあ、つまり、言いたいことは「車輪はいい作品だよ」ってことなのさ。