冥作「ケムコとダンマスの境界」

グループ会社の同期に久しぶりに会ったので、一緒に昼飯を食べることになった。
最初の頃は、「いたスト→FF→ドラクエ」という流れで比較的和やかに会話が行われていた。
だが、次の一言により平穏は突如終焉を迎えることになる。


きむ「ドラクエ7よかドラッケンの方がおもしれーよ。


この発言を受け、隠れケムコニストであったその同期は大ハッスル。


同「初見だとサメに2人殺られて1人溺れるね。
き「商人の出現時のあの禍々しい曲がステキ。
同「ゲーム開始1分で、フィールドの石像に当たって殺されるのは基本だね。
き「夜になって装備を全部壊されるのもまた基本。


などと、もう1人の同僚を完全に放置してドラッケン話に華を咲かせたのであった。
しかし、ここでもまた話は思わぬ展開に。


き「戦闘の曲もいいね。
同「モンスターの悲鳴を主旋律にそれを彩る攻撃音。
き「ワビサビだね。日本の心だね。(注:ドラッケンはフランスのゲームです)
もう一人の同僚「モンスターの叫び声しかしないって、ダンジョンマスターみたいなゲームなん?
き「あれはまあなんだ、スクリーマーの肉を食うためにあるようなゲームだし。
も「モンスターを扉に挟めながら殴るのが好きでねぇ。
き「スクリーマーの肉食いてぇー。
も「SFCなのにセーブ時間があるのがたまらん。
き「えんぎでも ない! この へやには スクリーマーのにくが はんダースも!
同「同じケムコなのにあっちのサメは弱いよなぁ。


と、ケムコのダンマスの境界が曖昧になりながらも波乱と万丈に満ちた昼食タイムが過ぎ去りました。
まあどっちも同じようなものか。