今週のカルド2EX

1戦目。
「某セプト部で過去行われていたのを俺たちでもやろうず」というDドア祭り in 暗黒の奈落。
簡単に言うと「Dドア4積み必須で、ドローしたら絶対に使用してね、でも続けて同じ人に使っちゃうダメだよ」というルール。
Dドアを使用できなくなるグラニットやバリア、アンチマ等は禁止であり、単体瞬間スペルが通りやすい場なので、それを見越したブック構成が必要。

ぶっく「どあ」
 こな4……4
 さきゅ4、かうた1、ほりぐ1……6
 ドア4、みゅて4、めずま4、ぷろ4、りべれ4、すぴと4、そーるすてぃーる4,x4、てれぽ4……40

「お遊びルールなんだしブックも遊ぼう」ということで、クリーチャーは粉4体のみという粉ブック。
増殖はタダで使える領地能力のようなものなので、Dドアを引いてしまった時の暇つぶしとしては最適。
カタス全焼き対策にもなる。
テンペが入ってそうな匂いを感じたら、カタス耐性は低くなってしまうがミューテで1発は耐えられるようにしてから増やす。
「1人ぐらいデモトレがいるだろうから、デモトレはそいつから奪えばいいよね」ということで敢えてデモトレは入れず、代わりにメズマ4積み。
デモトレがいなかったら魔力ブースト面で不安が出てきてしまうが、そこは護符運用でカバー。
ソウルスチールは開き直った焼き対策でもあり、中盤以降クリーチャーが埋まり始めた頃の「移動侵略→ウボァー」による小銭稼ぎにも。
中盤に50Gという端した金を手にしてどうする、といった感じではあるが、周回が見込めない(パーミ禁止)ルールなのでマナはパンチ不足だし、グースは5円しかもらえないし、ファウンテンは運任せだし、スクイーズスクイーズだしと、他にロクなブースト方法がないので仕方なし。
まあ遊び遊び。


序盤。
ぱんちゃんはカタス全焼き&デモトレ、紳士は火ということでウィロウがいそうな気配、高橋は得意のフェアリーライト引き篭もりなブックといった感じ。
序盤に荒れる要素はないので、黙々とプロフェシーで粉を引いて配置するお仕事。
かなり早期に設置されたブラスのおかげで、粉引きも順調に推移。
資金不足で撃てなかったぱんちゃんのデモトレを2,3回メズマで頂いたり。
自分のを撃つより他人のを撃った方が安いもんねー。
粉を引き終わった後はリバイバルで戻して粉を復活。
ぱんちゃんのカタスが高橋のサプレで抜かれたけれど、ブラスがあれば25Rもすれば復活するので、まあ。
とはいっても、サプレを手元で腐られて「サプレをサプレ→カタスいえー」になっても困ったろうから、うん。
個人的には、ぱんちゃんのカタスを避雷針代わりに手元にリバイバルを置いておくことができたので有り難い。


20Rちょい。
他の人のブックが1周し始めた頃にも関わらず、自分は一向にDドアを引く気配がない。
「Dドア入れてないんじゃねーのー?」「ほら、プロフェシーで粉なんか引かずにスペル引けよスペル」「ぱんぱん!」等と野次を受け、「本当に入れ忘れていたらどうしよう……」と脾臓を痛める日々。
リバイバル前はもちろん、リバイバル後に残りブック枚数が10枚になっても、一向に出てくる気配のないドコダカ・D。
「入れたもん!絶対に入れたもん!」と気丈に振る舞いつつも脾臓が痛み頂点ナリだったので、「入ってなかったら今夜は私の奢りで焼肉よ!」と免罪符を発行し、少し痛みを軽減することに成功。
結果としては、Dドアはちゃんとブックの底の方に固まって4枚ありました。
更に結果としては、奢りじゃなかったけど晩飯は焼肉でした。


さておき。
「高橋がDドアを撃たれて紳士のレベル5ガスクラウドに着地→次に高橋がDドアを引いたら自分に撃つことができない→レベル5いえー」という状況はあったけれど、Dドアを引かずに何事もなく。
が、30Rぐらいに紳士が北東のレベル5の火土地にウィロウを植林。
Dドアで北東に吹っ飛ばされたぱんだは、出るためにウィロウさんに2000円ぐらい払わなくては行けないという、ほぼ封印状態。
当然誰もDドアを撃ってくれる人はいないという。
高額地に飛んだら仕方ない、とぱんだは「Dドア→セルフ」を実行するも、現れたのは数マスという喜劇。
ざんねん!
とはいえ、モロにウィロウの被害を受けていたのはぱんだで間違いなかったのだが、ウィロウのせいで砦を回ることができない→周回できず、自分と高橋も被害を受けていたのも事実。
Dドアで飛んでしまった日にゃぱんだと同じ運命を辿りかねない。


そんな時、紳士が至極どーでもいー所で唯一の防衛アイテムであるホリグレを浪費したので、高橋が「落とせるんじゃね?」と鼻息荒くリリス&水アムルで特攻。
が、直前に祠で付けられていたサイレンスの呪いにより、戦闘することすらままならず撃沈。
一旦そこで紳士にかなり天秤が傾くが、「レベル5ピラーにシンク→バインドミスト→根性直踏み→リリス&水アムル」により、天秤がまた元に。
が、ぱんちゃんが気合いセルフDドアで封印から脱出した上、次々とデモトレをドロー。
封印されていた時に「被弾してでも出るしかない」とフィーストを撃って魔力をブーストしていたこともあり、デモトレ&フィースト連発により更に一気に魔力がブースト。
目標魔力達成間近に。
こちらも、ぱんだの火護符の価値を下げるために根性地変したりして頑張るも、周回で魔力が9001に達しギリギリで目標達成。
フィーストのおかげでこちらもモリっと魔力を増えていたので、あと2円少なければ達成いえーだったのだが、うん、ぐぬぬ


最大の敗因は、ウィロウが生えた時に「どうすべどうすべ」と日和ってしまったこと。
あの時点で、手持ち魔力こそ少なかったものの、護符は十分持っていた(加えて、誰も護符対策カードを入れてなかった)んだから、とっとと周回を見限って北東エリアに行き、「増資→護符売り」のループでブーストするべきだった。
いや、うん、35R辺りで北西に向かいはしたんだけど、直前でDドアで吹っ飛ばされたりして行けなかったんだけどね。
それでも、あと5Rは早く動き出していたら、少なくとも1回分はブーストできていたはずで。
あと、やはり自前でデモトレを入れておくべきだった。
序盤はそりゃ他人任せでも使える場面は多いが、終盤は引き撃ちされるに決まってるがな。
見通しが甘すぎた。
ブックは遊び要素満点でも、プレイングは本気で行かないと。
くっそぅ。




2戦目。
同盟@高橋で、マップは「ヒューマンガス」。

ぶっく「ひゅまんど」
 ぐばく4、くれい3、ぐらに3、ぶらす3、こな1……14
 がぜあす1、ほりぐ1、ぺとり1、かうた1……4
 でもとれ4、さぷれ4、すぱる4、ばりあ4、ぱみ4、たんう4、りば3、りこる1、めてお1、らんぷ1、ぴす1、ごぶれ1……32

見るからにデモトレと焼きが強そうだったので、焼き対策をしたダブルデモトレで勝負。
デモトレ自体そこそこの焼き耐性はあるが、同盟戦だと順番によってはデモトレで回復を図る前に焼き切られてしまう可能性があるため、クレイアイドルで更に鉄壁に。
カタスによる焼きはほぼ通らなくなり、テンペによる焼きもHP30以上ならば2連発でも死ななくなるので、かなりの安心感。
「相手が普通のブックできたらまず勝てるよねー」と軽い気持ちで挑んだものの。


開幕、地を取ることに成功し、早々にグーバクイーンを配置できそうな雰囲気に。
バンニップを横付けされたものの、壁にすればいいですよねーとターンウォールをメコリ。
が、何故か壁にならず「スペルの対象に選べない」状態に。
節子、それターンウォールとちゃう、ラゥンドプロ↑ティク↓ションや!
次ラウンド、敢え無く配置したクリーチャーは移動侵略により撃沈。
他にも色々とクリーチャーを配置されてなかなか地を取れない状況になり、グーバクイーンは遙か遠くへ。


開幕のそのミスはとてつもなく大きく、ダイス目に報われなかったこともあり、全然クリーチャーを配置できない状態に。
ある意味避雷針にはなっていたので、高橋は順調にクリーチャーを配置できていったものの、もうこちらは散々な有様。
変な指示を出して虎の子のグラニットが焼き払われたり、テレキで残り少ないグラニットを破壊されたり、グラニットが無くなってからはドレマジで吸われまくったりと、うん、なんかもう。
肉と一緒にワインを飲みまくっていい気分になっていたということもあるが、それにしても酷いプレイングだった。
ということで、めこめこにされて終わりました。
ヒューマンガスで普通のボッコにフルブックされてしまうデモトレの人って……
高橋には悪いことをした……




3戦目。
4人対戦でクレイトス3。

ぶっく「くれ3」
 こんじ4、こんふ4、みるめ4、がすく4、しゃら1、にじゃ1、どもび1、ころ1……20
 ふゅじ2、ぶめら1、ねくろ1、がぜあ1、ほりぐ1……6
 x4、かおす4、りこる2、でぃすぴ4、ほぷ2、ぷろ1、でもに1、めずま2、てんぺ1、らんぷ1、あぷひ2……24

クレイトス3はほぼ初めてやるマップ(10年ぐらい前にCPU戦でやったっきり)だったので、遊びは排除して真剣に勝ちを狙うブックに。
3エリアに分かれており、多少の分岐はあるものの同じ場所をぐるぐる回ることができないので、連鎖を組むのは難しい印象。
連鎖確保に優秀なコンジャラーが生きるマップだと感じたので、火で組むことに。
拠点は複属性と聖堂のある東エリア一択。
聖堂横にバアルかガスクラウドを置いてランプロを貼るのが理想。


魔力とクリーチャー。
1周48マスで、パーミを使っても砦を1/3しか回れず24マスもかかるので、パーミとマナの効果もいまいち薄い。
他の魔力ブースト手段もいまいち効果が薄く感じたので、思い切って魔力ブースト手段を入れないことに。
ということで、迂闊にクリーチャーをばら蒔いていたらあっという間に魔力不足になってしまうので、余分なクリーチャーは極力ばら蒔かないように。
ガスクラウド、バアル(@コンジャラー)、ミルメコは無駄遣いせず、確実に連鎖を確保する。
コンジャラーとドモビーはできるだけ安全な場所において確実に領地能力を使えるように。
他のクリーチャーは臨機応変に。


足スペル。
X4は確定として。
最大ダイスが9なのでヘイストは不採用。
リコールは、最大16マスの短縮になり、リープ無しの相手への撃ち込みもすこぶる強力なので、自分に撃たれた時の対策としても必要性を感じて2積み。
コンジャラーの領地能力のためにも重要性は高い。
カオスパニックは、使う場面によっては、最大8マスの短縮になる上に、他のセプターを妨害することも可能。
状況によっては(多分)48マスの遅延にもなる恐ろしいカード。
また、東エリア周辺で使うことで、何度も東エリアを周り、土地確保に精を出すこともできる。
色々考えた上で、「これまで誰にも使われていなかったカオパニに光あれ!」ということで4積み。
結果として、色々と状況が合わずにすべてディスカードしたんだけどね!
うん、臨機応変臨機応変
リコールやメズマ増やした方が絶対に良かったナリよキテレツ……


見るからに戦闘がそれほど起こらないマップなので、アイテムは少なく。


とまあ、色々考えて構築した上で、プレイ開始。
1周目は東エリアの複属性と火にガスクラウドやシャラザードを配置することに成功、直接的な足スペルが少なめということもあって若干牛歩気味ではあったものの、なかなかいい滑り出し。
序盤の順位は低いにこしたことはない。
ぱんちゃんは見るからに以前エルメツで使ったブックだったので、警戒すべきは1積みのコラプ。
ラクサスも多かった気がするので、クリーチャーを撒く際は重々注意を。
紳士は普通の風っぽいブック。
高橋は、オドラデクとコーンフォークが見え、アンゴスツーラといった高HPクリーチャーもいるという、テンペ焼きの匂いがする不穏なブック。
今見返してみたら、自分のブック全然焼き対してないのな。
1積みのシャラザードでバリアーとか剥がしたとしてもどうする気だったの……


2周目。
シャラザードを地変したり、バアルを火に飛ばしたり、水に飛ばして地変したりと、着実に東エリアの連鎖を築いていく。
適度に魔力が溜まっていたこともあり、「護符買い→レベル4→ラントラいえー」の聖堂ラントラを買うも、計算違いでレベル4にすることができず、当然ラントラもミス。
祠と砦を見間違えおり、「砦通過で150G入るから550G残せばいいよな」と勘違いしたのが原因。
悪いことは続くもので、護符を買いすぎた所でぱんだの即撃ちコラプが炸裂。
割と見えていたドレマジを警戒してちょっと多目に買ってしまっていたこともあり、550ダメージいえーで魔力不足に。
護符全売りで余裕で間に合ったので連鎖が崩れることはなかったものの、魔力的なダメージはもちろん、プレイングミスを突かれたことによる精神的なダメージもなかなか。


3周目。
特にランプロを張ることも地変を持つこともなく高橋がアンゴスツーラをレベル5に上げていたので、「護符50枚買い→アップヒーバル→全売り」で泡銭稼ぎ。
これだけで650Gぐらいの儲けというんだから、へへ、ちょろい商売だぜ。
ラウンド的に若干勝負に出ないと危ない感じがしたので、その泡銭で「護符買い→ガスクラ@ランプロをレベル5に」し、天然ラントラを狙う。
天然ラントラ狙いということで、スカラベを使う魔力も残していなかったので、フュージョン持ちの紳士に踏まれたらレベル5陥落で戦線離脱という危ない賭けではあったものの、何とか踏まれることなく危機を脱出。
色々と発生した計算違いでラントラはできなかったものの、十二分に魔力をブーストできたので問題はなく。


4周目。
ラウンド的にも魔力的にも終盤戦。
3度目の正直で聖堂ラントラに成功し、魔力をモリっと増幅。
後は残った火土地に投資してレベル5をもう1つ作れば目標達成という所まで行き着き、複数の堅牢なグリマル拠点を築いていたぱんだとの勝負だなーと思案していた所で、レベル5ガスクラウド様に手ぶらで遊びに来た無礼な紳士から2000Gほど徴収。
レベル5の天然ラントラ分も合わせて、一時期は所持魔力4700Gぐらいという「ドレマジマジこえー」状態に。
結果としては、ドレマジが引かれることはなく、一番高額な護符を頼んで所持魔力を減らしながら砦を全部周り、リコールいえーで終了。
紳士踏みがなければ分からない勝負だったが、うん、踏みいえー。