今週のカルド2EX

1戦目は4人対戦でエルメツ山・改。

ぶっく「ELMT」
 だんし4、ぷらす4、どりあ4、ばじ4、ばろめ4、まみ2……22
 がぜあ4……4
 でぃすぴ4、ぱみ4、ばりあ4、ぴす4、まな4、めずま4

エルメツ山改用の地ントラブック。
天然以外のラントラ手段は、初実戦投入してみたディスピリーフ(による天然ラントラ)のみ。
ディスピリーフの経験値を上げるため、敢えてランドトランスは入れず。
コラプと比較すると、1人辺りへのダメージは0.5倍とはいえ、全体に効くことを考えると、強引な計算にはなるが、3人対戦だと実質的なダメージは1倍で、4人対戦だと1.5倍ということに。
更にはバリア貫通で、使い方によってはラントラも狙えるので、ブック圧縮にも繋がる。
でも使いこなすのは難しい、そんな素敵なスペル。


パーミの引き撃ちやメズマ@パーミ等で、序盤の資金稼ぎは好調。
土地取りはあまり進まなかったものの、主戦場になると思われる砦横をドリアードで確保。
複属性においたバロメッツを地変し、バジを置ける環境も確保。
この辺りで、高橋がスペルオンリーブックだということに気づく。
護符対策は4積みのディスピリーフとダンシングドールがあるが、手札干渉は4積みしたメズマのみ。
単体スペルに関してはいいんだけど、全体スペルに対してはメズマじゃ効果は薄いんだよねえ。
はてさて。


そんなこんなで中盤、パッと見は均衡している状況ではあったが、「スペルブックは普通のブックに強く」「スペル対策ブックはスペルブックに強く」「普通のブックはスペル対策ブックに強い」という三すくみがモロに当てはまり、潜在的には割と気まずい状況。
そんな時、高橋が次々と焼きスペルをドロー。
メズマスクイーズでカタスを1枚破壊したものの、ブラス場では焼け石に水、焼きを許してしまうことに。
何とかレベルを上げていた砦横のドリアードの交換は間に合ったものの、被害は甚大。
ダンシングドールで現状打破を期待するも、置いた瞬間にテンペやらターンウォールやらが飛んできて、1ターンとして生存することはなく。
その後、ブラス場にも関わらずディスピリーフを引けない日が続き、高橋が2回目の焼きをいざ実行せんという時にようやくドロー、引き撃ち。
適度なダメージでスペルを使う金が足りなくなる、というのが理想だったが、大量に護符を抱えていた高橋は魔力不足→護符売りで満足な現金を入手し、再度バーンアウト
この辺りで勝負が見え、案の定、終盤まで高橋が独走状態でそのまま終了。
ディスピリーフの引きが悪かったのもあるが、護符運用しくってたのが大きいなあ。
買うべき時にしっかり買わないと。
あと、序盤「魔力は十分だが土地が不十分」という状況だったんだから、ラントラに固執せず「護符買い→投資→いえー」に切り替えるべきだった。
ラントラはあくまで魔力ブーストのいち手段であって、他の方法(今回はメズマ込みのパーミ連打&マナ&バロメッツ)でブーストできたんなら、あとはそれを元手に護符でブーストすればいいんだよ。
難しいぜ……




2戦目。
同盟@紳士でマップはカラフラ!?

ぶっく「からふらど」
 ごーるどあいどる4、うぃろう4、こーん4、ぎあ4、ぶりんくす4……20
 ぺとりふ1、がぜあす3、だいや1、ぷれと1、ぐーす4……10
 x4、ほーぷ4、ぴーす4、りべれ4、みゅーて4……20

「グースで魔力いえー→オールドウィロウいえー」のブック。
ランプロや地変は紳士持ち。
護符ブックやスペルブックに対する具体的な対策は入れていないが、「速攻ウィロウ拠点を作り、周回できないor踏んだ相手チームを魔力不足に陥らせてすべてを封じる」作戦なので問題なし。
問題なかったはずなんだが、壮絶に手札事故。
序盤にコーンとゴールドアイドルを焼かれた後、引くクリーチャーはウィロウのみ。
ブラス場&ホープ回しでも来るのはウィロウのみ。
土地など持ってないというのに……
何とかウィロウ@ピースを城横の無土地に置いて地変できたものの、「ファンタズムでピース上書き→コロッサスいえー」で陥落。
正解は「レベルを上げてからアップヒーバルで地変」だったのかもしれないが、結局それでもビタ止まりされてれば落ちてたし、スケルトンに横付けされていたから、「移動侵略→焼きスペルいえー」でいつでも落ちる状況だったからなあ……スタートダッシュを失敗したばかりに……
中盤辺りからようやく回り始めたものの、その頃にはもう相手チームは潤沢な魔力を持っており、なんかもう色々と難しい状況に。
周回優先という判断ミスを犯した高橋がレベル4ウィロウを踏み、一時は総魔力が上回る時期があったものの、ブラス場&焼きブックの2人相手には、ウィロウなぞカタス×2で焼かれるだけの枯れ木に過ぎず。
ラスト数ラウンド、「元レベル5ウィロウの空き地を取った方が勝ち」という足勝負にもつれ込むも、特に劇的な展開が起こらないまま、時間切れで敗北。




3戦目。
4人対戦でラピド。
ブックは、一見エツメル山専用に見えて、実はラピドに使い回すつもりで組んでいた「ETML」で。


序盤、早々にブラスを置けたことによるいいパーミの引きと、割と好調なダイス目のおかげで、土地取りも魔力ブーストもとてもいい感じ。
あれよあれよと事が進み、中盤に差し掛かった頃には北エリア5連鎖を達成。
潤沢にあった魔力でサクっと護符を50枚買いし、イザユケボウケンシャ!と一気に土地レベルを上げるも、予想より魔力が伸びず。
魔力達成でそのままゴールに滑り込む当てがすっかり外れ、頭上にクエスチョンマークを浮かべること数ラウンド、違う方のエリアの護符を買っていたという笑劇のミスが発覚。
どこの初心者だよ……くそぅ……
中盤のレベル5拠点がそう持つはずもなく、全体ダメージスペルやらターンウォールやらバインドミストやらの猛攻を受け、ついに陥落。
それでも潤沢にあった現金を頑張って運用、ディスピリーフで上位を削ったりするなどし、何とか食らいついて残り数ターン。
紳士が踏んだレベル5の通行料のおかげで頭1つ抜けた高橋が一気に投資、目標8000の所を9500程度とオーバーキル気味に名前が点灯。
そんな時、何故か最終ラウンド1つ手前できむ高額地が2つ(1つはピース付き)ある袋小路口に突入(本人曰く「見落としていた」)。
何故かぱんだも一緒に同じ袋小路口にいたので、ここぞとばかりにメズマクイックサンドでピースを上書き。
最終ラウンド、ぱんちゃんはクイサン踏み、高橋はレベル5直踏みで魔力が4500以上詰まり、逆転満塁ホムーランで1位達成。
タナボタ的な1位だったのであまりしっくり来なかったものの、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とも言うし、うん、勝ちは勝ち。
いえあ。




来週の固定マップは、カリン、コロッセウム2、10周年@同盟@ぱんだの3つ。
コロッセウムと10周年はまあいいとして、問題はカリンだよなあ。
あの修羅の国にはどのようなブックで挑めばいいのだろうか……