手強過ぎたシミュレーション

蒼炎の軌跡17章「黎明」Area3。
いい塩梅で詰まったような気がする。
プレイ前からぽやーっと「あのマップはきつそうだなぁ」と思ってはいたが、きついどころの話ではなかった。


いきなり包囲されている状態

マップが狭く、更に地形効果で満足に移動できず、んでもって開始直後から手の届く間合いに敵がごろごろ。
しかも、斧、槍、剣、弓、魔法、杖と、バランス抜群。
相手が近接ユニットばかりだったら反撃による撃破が期待できるが、間接ユニットばかり残ると1ターン1キルが限界になってしまう。
更に、最初のうちは毎ターン増援が出現。
それも、やっぱり手の届く間合いに。
アホかと。


主人公がNPCを担いでいる状態

他のキャラに引き渡すこともできないので、常に技と速さが半減している状態。
普段なら蝶のように舞い蜂のように刺すアイクさんも、このマップばかりは避けれないわ倒せないわでいいところなし。
トラキアみたいに技と速さだけではなく他のステータスも半減されるようなシステムだったら、それこそ100%アウツだったね。


連戦マップの3番目

1〜2番目のマップで出撃させていたキャラを引っ込めることができず、初期配置の変更もできず、アイテムの整理もできないという素敵な環境。
ステータスが半減しているとはいえ、ドーピングアイテムをつぎ込んでいるアイクはそう簡単には死なないが、他の杖屋さんが怒涛の勢いで死ぬ。
そりゃあもう1ターンに1人のペースで。
運よく1ターンで死人が出なくても、次のターンで3人死ぬ。
駄目っぽい。
このマップが連戦マップじゃなくて普通の単品のマップだったら、アイクだけを出撃させて後は運に任せて何度もやり直せるという手法を取ることができるが、それすらも適わず。
1戦目からアイクだけを出撃するようにすればいいが、それだと武器が持たなそうな悪寒。


対策

とまあ、あらゆる面で一人旅では終わっているマップなのだが、このまま引き下がるのも癪だ。
足掻けるだけ足掻いてやるさ。
まず、1〜2戦目に出撃するお供は、大量の傷薬と適度な予備の剣を持った、死んでもいいタフなユニット。
聖水持ちのアーマー、上級職、ラグズ(いわゆる人外)辺りですな。
ラグズの武器は外せない上に威力絶大なので、変身中に迂闊な近接屋さんが斬り込んできたら反撃で殺しかねない、そこら辺はまあ敵も馬鹿じゃないので、素手の他のユニットを狙ってくれるでしょう。
あと、やっぱり杖屋さん。
狙われると即死の危険があるが、敵が多い時は杖を使った後に上記の囮ユニットに救出してもらえばいいし、ある程度敵を排除して陣形を組めた後は、後ろからリブローで支援すればいい。
杖屋以外は死んでもそれほど問題ないので、多少の犠牲はやむなしと諦めるしか。
元より犠牲者無しでクリアできるとは思っておらぬ。
最後に用意するのが、超細身ソード。
追撃できないほど素早さが下がっているのなら、一撃で倒せばいいのだ。
こんな簡単な理屈はない。
1万円ほどつぎ込めば、他に類を見ない細身ソードを作ることができるだろう。